兵器開発の参考として使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:23 UTC 版)
大日本帝国 四式自動小銃鹵獲したM1ガーランドを日本海軍がコピーしたもの。 連山防御銃座の配置や設計に関して、鹵獲したB-17の影響が強く出ている。 ソビエト連邦 IS-1鹵獲したティーガーIの戦闘力に衝撃を受け、これに対抗できる重戦車として開発された。 爆発反応装甲1982年のイスラエル軍のレバノン侵攻において、PLOやシリア軍との戦闘で撃破されたイスラエル軍のショットやマガフに装着されていたブレーザー爆発反応装甲のサンプルをシリア経由で入手し、それを参考にコンタークト1(ロシア語版、ウクライナ語版)や発展型のコンタークト5を開発した。 Su-25操縦性の問題解決の際、エルロンのタブの改良においてベトナムから提供された旧南ベトナム空軍のセスナA-37Bが参考にされたといわれる。 ドイツ国 V号戦車パンター東部戦線で鹵獲したT-34の高性能に驚愕したドイツ軍が、同車の車体前面の傾斜装甲を取り入れて設計した新型中戦車。 パンツァーシュレック北アフリカ戦線で鹵獲したアメリカ軍のM1バズーカをベースに設計された携行対戦車兵器で、ロケット弾はプップヒェン用の88mm ロケット弾の改良型を使用。 ドイツ国 A7V-UA7Vの悪路の走破性の悪さを改善するためイギリスの菱形戦車を参考にA7Vの部品を使い開発された。 アメリカ合衆国 P-80通し桁を用いて左右翼を一体製造し、その上に操縦席部分を載せ、機体後部をボルト留めする機体分割法は中島九七式戦闘機以降の日本軍機の標準的技法と同一であり、同時期の他のアメリカ軍機に類例がなく、また、異例の短期間で設計されていることから、詳細なレポートがあった日本軍鹵獲機の構造を模倣した可能性が指摘されている。
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