兵器譜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 09:26 UTC 版)
江湖の生き字引・百暁生が作成した武器の番付。ただし、作成から数年たっているため、最新の情報ではなく、また直接戦わせて作った番付でないため、下位の者が上位者に必ずしも勝てないというわけではない。また、百暁生が女性を蔑視していたためか、女の使い手が一人も入っていないことが指摘されている。それでも知名度はかなり高く、作中ではすくなくとも四十六位までは番付がなされているようで、この程度の順位でも十分に達人として扱われる。 基準として、武器自体の性能よりむしろ、使い手の能力を重要視して作成されている。そのため、実質的には武器の番付というより、武芸者の番付となっている。そこらの鍛冶屋が三刻で作った「小李飛刀」が三位であるのに対し、伊哭が七年掛けて完成させた「青魔手」(毒を仕込んだ鉄の手袋)が九位という結果になっているのはそういう理由である。 なお、作中で上位五名は重要人物として作中に登場するが、一位の「如意棒」とその使い手の「天機老人」だけは名前以外の情報が明らかにされなかった。
※この「兵器譜」の解説は、「多情剣客無情剣」の解説の一部です。
「兵器譜」を含む「多情剣客無情剣」の記事については、「多情剣客無情剣」の概要を参照ください。
- 兵器譜のページへのリンク