捨て石としてのキリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 14:08 UTC 版)
「キリ (囲碁)」の記事における「捨て石としてのキリ」の解説
高目定石の一形。黒1のキリを捨て石にして、黒3,5と隅を確保する。 黒は上図1と内側を切って、黒5までと運ぶこともある(黒がシチョウがよいことが条件)。白2で3の点にツイで頑張ってもよい結果にならないので、素直に切ってきた石を取っておくのがセオリー(格言:切った方を取れ) 左図で一見△の黒石は取られているように見えるが(単にaやbと打っても攻め合い負け)、右図の黒1のキリが手筋。白2と換わってから黒3と打てば、白が△の黒石を取ろうにもダメヅマリのためcに入れず(先にdに抜くよりない)、黒が攻め合い勝ちとなる。
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