女流王将戦とは? わかりやすく解説

女流王将戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 14:00 UTC 版)

霧島酒造杯女流王将戦(きりしましゅぞうはい じょりゅうおうしょうせん)は、「株式会社 囲碁将棋チャンネル[注釈 1]」が主催し、霧島酒造が協賛する将棋女流タイトル戦。 勝者には女流王将のタイトル称号が与えられる。


注釈

  1. ^ 運営会社名は「株式会社 囲碁将棋チャンネル」、チャンネル名は「囲碁・将棋チャンネル」である。囲碁・将棋チャンネル公式サイト
  2. ^ 同サロンは、そのニッソー永原社長が愛棋家のために東京の幡ヶ谷駅近くに開いたもの。
  3. ^ その他1989年に女流王位戦が開始する前は一時期、三社連合なども主催に加わっていた[2]
  4. ^ さらに2007年度から2年間は、青森県おいらせ町の衣料品店であるナカトがスポンサーに加わり、「ウエルネス都城霧島杯&中戸賞女流王将戦」となった。その間「抜群の活躍をした者」に「中戸賞奨励賞」を贈呈した(受賞者は、2007年が里見香奈、2008年が鈴木環那
  5. ^ サテライトカルチャージャパンは囲碁・将棋チャンネルの運営会社であり、既に銀河戦を主催していた。2010年に囲碁将棋チャンネルに社名を改称。
  6. ^ 吉助は22期から番勝負の第1局を9年間開催していた[7]
  7. ^ 第31期から39期まではすべて録画放送であった。日本将棋連盟の機関誌 『将棋世界』 では、棋士タイトル戦・女流タイトル戦の番勝負は、全て棋譜を掲載するが、本棋戦については、番勝負が録画放送であった第39期までは、三番勝負の終了直後に発売される号(第33期は2011年12月号)で番勝負の結果と観戦記のみを掲載し、囲碁・将棋チャンネルで三番勝負が放送された後に発売される号(第33期は2012年2月号)で、新女流王将の表彰式の模様を報じる際に、はじめて三番勝負の棋譜を掲載する配慮をしていた。
  8. ^ 25分(チェスクロック使用) 切れたら40秒将棋
  9. ^ 第30期ベスト4(矢内理絵子鈴木環那千葉涼子岩根忍)、タイトル保持者2名(石橋幸緒里見香奈)、ポイントランキング上位1名(上田初美)、主催者推薦枠1名(笠井友貴女流アマ名人)
  10. ^ 第37期より、女性奨励会員を含む非女流棋士のタイトル保持者も参加可能となった。加藤桃子Twitter 2015年5月28日
  11. ^ ただし25期から30期までとは違いシードは最大で4名のため、シード対象のタイトルホルダーが複数以上いる場合は41期の和田あきのように前期ベスト4でもシードはされずに予選に回る。
  12. ^ 32期については連盟からは対象者全員、LPSAから5名のみが予選に出場した。
  13. ^ 女流王将10連覇を偉業を称えこの年にクイーンの称号が設けられた[9]
  14. ^ 女流王将戦は第1期より予選開始年を開催年として番勝負は主に翌年4月以降に行われていたが、15期以降は番勝負が行われた年度を開催年に改めれた。そのため1992年は開催を休止したわけではない。例えば林葉直子が女流王将10連覇を果たしたのは1990年度となっているが、実際に果たしたのは1991年4月である。
  15. ^ 最年少タイトル(14歳)
  16. ^ 最年少挑戦(13歳)
  17. ^ 前年にシードの林葉が退会したために欠番
  18. ^ 女流王将奪取により史上2人目の女流三冠
  19. ^ アトランタオリンピック開催の一か月前

出典

  1. ^ a b c 『近代将棋』1998年6月号 p104
  2. ^ 「道新スタッフブログ:【女流王位戦】女流王将戦を主催・取材のころ」
  3. ^ 女流王将戦第3局感想戦の模様
  4. ^ 女流王将戦の休止について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2008年10月9日). 2017年10月20日閲覧。
  5. ^ 女流王将戦の再開について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2009年7月31日). 2017年10月20日閲覧。
  6. ^ a b 女流王将戦再開までの経緯|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2010年3月24日). 2017年10月20日閲覧。
  7. ^ 『女流棋士の本』p144-145
  8. ^ a b 女流王将特設ページ|囲碁・将棋チャンネルホームページ”. 囲碁・将棋チャンネル. 2018年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月23日閲覧。
  9. ^ 女流棋界のあゆみ 『女流棋士名鑑2014』13頁。
  10. ^ 中野正「第18期女流王将戦第1局 女流棋界初の海外対局」、『将棋世界』(1996年7月号)、日本将棋連盟 pp. 62~67


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