第1局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 01:50 UTC 版)
会計検査院事務総局第一局 | |
---|---|
役職 | |
局長 | 佐々木規人 |
官房審議官(第1局担当) | 山崎健 |
官房審議官(第1局担当) | 長森浩一郎 |
組織 | |
上部組織 | 会計検査院 |
下部組織 | 財務検査第1課 財務検査第2課 司法検査課 総務検査課 外務検査課 租税検査第1課 租税検査第2課 |
概要 | |
所在地 | 〒100-8941 東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎第7号館 |
ウェブサイト | |
第1局 - 会計検査院 |
第1局(だい いちきょく)は、日本の行政機関である会計検査院の内部部局の一つ。会計検査院事務総局に属する[1]。第1局長が第5局長と並び、他の第2局長・第3局長・第4局長よりも高い俸給表が適用されることから分かるように、[2]、第1局は枢要な局として扱われている。
所管業務
第1局に属する各課は、次に掲げる検査を担当する[3]。
- 財務検査第1課
- 決算、債権、物品の検査の総括
- 国会、内閣、内閣府(他の課の所掌に属する分を除く)
- 財務省(他の課の所掌に属する分を除く)、金融庁
- 日本銀行、預金保険機構、農水産業協同組合貯金保険機構、独立行政法人国立公文書館、独立行政法人北方領土問題対策協会
- 国の会計経理に関する検査として行う財政状況に関する検査のうち横断的な処理を要するものとして事務総長から特に命ぜられた事項
- 財務検査第2課
- 国有財産の検査の総括
- 人事院、内閣府の沖縄の振興及び開発に係る経理、公正取引委員会、カジノ管理委員会、消費者庁
- 独立行政法人造幣局、独立行政法人国立印刷局、独立行政法人国民生活センター、日本たばこ産業株式会社
- 司法検査課
- 総務検査課
- 内閣府地方創生推進事務局、復興庁、総務省
- 東日本大震災からの復興に関する事業に係る経理に関する検査のうち横断的な処理を要するものとして事務総長から特に命ぜられた事項
- 外務検査課
- 租税検査第1課
- 租税検査の総括
- 財務省主税局、関税局、国税庁、札幌・仙台・関東信越・東京・金沢各国税局、函館・東京・横浜各税関
- 独立行政法人酒類総合研究所、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社
- 租税検査第2課
- 名古屋・大阪・広島・高松・福岡・熊本各国税局及び沖縄国税事務所、名古屋・大阪・神戸・門司・長崎各税関及び沖縄地区税関
組織
意思決定を行う検査官会議と、検査を実施する事務総局で組織されている会計検査院において、各局は事務総局の下に設置されている。
幹部
局長
氏名 | 前職 | 就任年月日 |
---|---|---|
田中克生 | 第3局長 | 2023年1月1日 |
監理官
金津成彦
課長
財務検査第1課長
氏名 | 前職 | 就任年月日 |
---|---|---|
栗島正彦 | 事務総長官房調査課長 | 2020年4月1日 |
財務検査第2課長
坂本斉子
司法検査課長
氏名 | 前職 | 就任年月日 |
---|---|---|
牛木克也 | 第5局上席調査官(情報通信・郵政担当) | 2020年4月1日 |
総務検査課長
氏名 | 前職 | 就任年月日 |
---|---|---|
安部公崇 | 第3局国土交通検査第3課長 | 2022年2月17日 |
外務検査課長
鹿野智洋
租税検査第1課長
氏名 | 前職 | 就任年月日 |
---|---|---|
白川哲也 | 事務総長官房能力開発官 | 2022年4月1日 |
租税検査第2課長
武市昇委
第1局長
氏名 | 在任期間 | 出身大学等 | 出典 |
---|---|---|---|
桜田桂 | 2015年4月1日-2016年3月31日 | 東京大学経済学部 | [4] |
村上 英嗣 | 2016年4月1日-12月1日 | 東京大学教養学部 | [5][6] |
鈴土 靖 | 2016年12月2日-2018年12月31日 | 東京大学農学部 | [7] |
三田 啓 | 2019年1月1日-2020年12月31日 | 早稲田大学政治経済学部 | [8] |
内野 正博 | 2021年1月1日-3月31日 | 中央大学大学院 | [9][10] |
篠原 栄作 | 2021年4月1日-現職 | 東京大学経済学部 | [11] |
関連項目
外部リンク
脚注
出典
- ^ “会計検査院の組織 | 会計検査院について | 会計検査院 Board of Audit of Japan”. www.jbaudit.go.jp. 2021年2月22日閲覧。
- ^ 指定職俸給表の適用を受ける職員の号俸(会計検査院及び人事院)
- ^ “第1局 | 会計検査院の組織 | 会計検査院について | 会計検査院 Board of Audit of Japan”. www.jbaudit.go.jp. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “会計検査院 | 異動ニュース”. relocation-personnel.com. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “会計検査院人事(4月1日付):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “会計検査院、第2局長に村上氏起用”. 日本経済新聞 (2014年12月19日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “会計検査院第1局長に鈴土氏”. 日本経済新聞 (2016年11月22日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “第5局長に戸田氏起用 会計検査院”. 日本経済新聞 (2018年12月17日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “会計検査院人事(1月1日付):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “第5局長に森氏起用 会計検査院”. 日本経済新聞 (2019年6月21日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “第5局長に原田氏起用 会計検査院:日本経済新聞”. 日本経済新聞. 2021年4月2日閲覧。
第1局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 17:15 UTC 版)
「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第1局」の解説
詳細は「ディープ・ブルー対カスパロフ、1996年、第1局」を参照 1996年の試合の第1局は、通常のチェストーナメント条件、特にクラシカルな持ち時間の対局で、チェスコンピュータが現役のチェス世界チャンピオンに勝利した初のゲームとなった。 対局は1996年2月10日に行われた。 ディープ・ブルー–カスパロフ 1.e4 c5 2.c3 d5 3.exd5 Qxd5 4.d4 Nf6 5.Nf3 Bg4 6.Be2 e6 7.h3 Bh5 8.0-0 Nc6 9.Be3 cxd4 10.cxd4 Bb4 11.a3 Ba5 12.Nc3 Qd6 13.Nb5 Qe7 14.Ne5 Bxe2 15.Qxe2 0-0 16.Rac1 Rac8 17.Bg5 Bb6 18.Bxf6 gxf6 19.Nc4 Rfd8 20.Nxb6 axb6 21.Rfd1 f5 22.Qe3 Qf6 23.d5 Rxd5 24.Rxd5 exd5 25.b3 Kh8 26.Qxb6 Rg8 27.Qc5 d4 28.Nd6 f4 29.Nxb7 Ne5 30.Qd5 f3 31.g3 Nd3 32.Rc7 Re8 33.Nd6 Re1+ 34.Kh2 Nxf2 35.Nxf7+ Kg7 36.Ng5 Kh6 37.Rxh7+ 1–0
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第1局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 17:15 UTC 版)
「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第1局」の解説
1997年の再戦はキングズ・インディアン・アタックで始まり、カスパロフが45ムーブで勝利を収めた。 対局は1997年5月3日に行われた。 カスパロフ–ディープ・ブルー 1.Nf3 d5 2.g3 Bg4 3.b3 Nd7 4.Bb2 e6 5.Bg2 Ngf6 6.0-0 c6 7.d3 Bd6 8.Nbd2 0-0 9.h3 Bh5 10.e3 h6 11.Qe1 Qa5 12.a3 Bc7 13.Nh4 g5 14.Nhf3 e5 15.e4 Rfe8 16.Nh2 Qb6 17.Qc1 a5 18.Re1 Bd6 19.Ndf1 dxe4 20.dxe4 Bc5 21.Ne3 Rad8 22.Nhf1 g4 23.hxg4 Nxg4 24.f3 Nxe3 25.Nxe3 Be7 26.Kh1 Bg5 27.Re2 a4 28.b4 f5 29.exf5 e4 30.f4 Bxe2 31.fxg5 Ne5 32.g6 Bf3 33.Bc3 Qb5 34.Qf1 Qxf1+ 35.Rxf1 h5 36.Kg1 Kf8 37.Bh3 b5 38.Kf2 Kg7 39.g4 Kh6 40.Rg1 hxg4 41.Bxg4 Bxg4 42.Nxg4+ Nxg4+ 43.Rxg4 Rd5 44.f6 Rd1 45.g7 1–0 このゲームにおけるディープ・ブルーの44ムーブ目はカスパロフを当惑させ、カスパロフはこれを「優れた知性」(すなわち人間による介入)に起因すると考えた。伝えられるところによると、このムーブはディープ・ブルーが価値のあるムーブを決定できず、フェイルセーフ(安全装置)を用いたバグの結果であった。ネイト・シルバーは、カスパロフは「直観に反したプレーが優れた知性の証であるに違いないと結論付け」、これが第2局の敗北につながった、と提唱している。
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第1局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:51 UTC 版)
「AlphaGo対李世ドル」の記事における「第1局」の解説
AlphaGo(白)が第1局を勝利した。李は一局の大半を通して主導権を握っているように見えたが、AlphaGoが最後の20分に優位に立ち、李が投了した。李は終局後に、序盤に大きなミスを犯したと述べた。李は、序盤におけるコンピュータの戦略は「卓越」しており、AlphaGoは人間の棋士なら打たないような手を打ったと述べた。GoGameGuruでこの対局を解説したDavid Ormerodは、李の黒7を「序盤でAlphaGoの実力を試す奇妙な手」と説明した。この手を疑問手と見なし、AlphaGoの応手を「正確かつ効果的」と見なした。Ormerodは序盤はAlphaGoがリードし、李は黒81から挽回を始めたが、黒119と黒123が疑問手であり、黒129が敗着になったと説明した。韓国棋院の趙漢乗は、AlphaGoの打ち回しは2015年10月に樊麾を破った時よりも大きく改善されていたと論評した。プロ囲碁棋士マイケル・レドモンドは、コンピュータの打ち方は樊との対局時よりも積極的であったと述べた。 金成龍によれば、李世乭は102手目のAlphaGoの強手に驚かされたようである(この手の後に李は10分以上長考した)。 99手目まで 100-186手目
※この「第1局」の解説は、「AlphaGo対李世ドル」の解説の一部です。
「第1局」を含む「AlphaGo対李世ドル」の記事については、「AlphaGo対李世ドル」の概要を参照ください。
第1局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 05:04 UTC 版)
「AlphaGo対柯潔」の記事における「第1局」の解説
5月23日に行われた。黒番が柯潔、白番がMaster。 99手目まで 100手目から199手目まで (黒139は) 200手目から289手目まで 初手に小目、三手目に三々といった地に辛い布陣を敷き、黒7とAlphaGoが愛用する序盤の三々入りを講じるなど、実利先行に徹した。柯潔はこの三番勝負以前、こうしたMasterのような手を序盤によく打つようになっていた。しかし、Masterの手堅い打ち回しの前に半目負けとなった。
※この「第1局」の解説は、「AlphaGo対柯潔」の解説の一部です。
「第1局」を含む「AlphaGo対柯潔」の記事については、「AlphaGo対柯潔」の概要を参照ください。
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