安食総子とは? わかりやすく解説

安食総子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 10:23 UTC 版)

 安食総子 女流二段
名前 安食総子
生年月日 (1974-05-02) 1974年5月2日(51歳)
プロ入り年月日 1998年4月1日(23歳)
引退年月日 2022年7月11日(48歳)
女流棋士番号 22
出身地 東京都武蔵野市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 青野照市九段
段位 女流二段
女流棋士DB 安食総子
戦績
通算成績 対局数239 / 78勝161敗 / 勝率0.326
順位戦最高クラス D級(女流順位戦
2023年4月3日現在
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安食 総子(あじき ふさこ、1974年5月2日 - )は、引退した将棋女流棋士東京都武蔵野市出身。青野照市九段門下。女流棋士番号22(2011年3月31日までは43)。棋戦に参加するほかに、棋戦中継の聞き手としてテレビ等のメディアにも出演。女流棋士引退規定により「2022年4月1日付引退者(引退日未定)」に該当することが日本将棋連盟より公表される[1]。2022年7月11日付で引退[2]

人物

  • ニックネームは「あじあじ」「あじじ」「あじー」。
  • 父は将棋好きでアマ四段の腕前。金属鉱業事業団(現在の石油天然ガス・金属鉱物資源機構)に勤めておりブラジルリオデジャネイロへ赴任。1982年、大山康晴十五世名人がブラジル訪問した際には案内役を務めた。ブラジル赴任には当時小学1年生だった安食も同行。小学4年生まで同地で過ごす。「海外でいろいろ経験して、あまり動じなくなった」と語っている[3]
  • 得意戦法は四間飛車。目標にしている斎田晴子の影響を強く受けている。
  • 日本将棋ネットワークで定期的に指導対局を行っており、かつては将棋倶楽部24ハンゲームなどインターネット将棋サイトでも行ったことがある。
  • 2009年度までNHK杯将棋トーナメントでは読み上げ係を務めた。
  • 2008年1月、6年越しの交際を経て、将棋のアマチュア強豪選手、細川大市郎と結婚することを発表し、同年3月に挙式[4]
  • 趣味は動物園巡り。特にパンダが好き[5]

昇段・昇級履歴

テレビ

関連項目

脚注

  1. ^ 昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2022年4月1日). 2022年6月8日閲覧。
  2. ^ a b 安食総子女流初段が引退」『日本将棋連盟』2022年7月12日。
  3. ^ ブラジル編(8) 女流棋士・安食総子:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2021年5月16日閲覧。
  4. ^ 週刊将棋』(2008年1月9日号、毎日コミュニケーションズ
  5. ^ 動物園めぐりが趣味の安食総子女流初段、近況を語る (2020年10月24日)”. エキサイトニュース. 2021年5月16日閲覧。
  6. ^ 近代将棋 1998年5月号』102-103頁。 - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  7. ^ 棋士の昇段など(日本将棋連盟からのお知らせ)」『日本将棋連盟』。2003年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  8. ^ 女流棋士昇段規定」『日本将棋連盟』。2001年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  9. ^ 2002年度女流棋士成績一覧」『日本将棋連盟』。2016年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  10. ^ 女流棋士通算成績」『日本将棋連盟』。2023年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  11. ^
  12. ^ 昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟. 2023年4月6日閲覧。

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