第46期棋王戦 (だい46ききおうせん)は、2020年度 (2019年12月16日 - 2021年3月17日)の棋王戦 である。
挑戦者決定二番勝負では糸谷哲郎 八段が広瀬章人 八段に2連勝し、タイトル挑戦権を獲得した[1] 。棋王戦五番勝負は、渡辺明 棋王が3勝1敗で制し、9期連続での棋王獲得を果たした[2] 。渡辺は棋王獲得でタイトル獲得通算28期となり、谷川浩司 を抜き歴代単独4位となった[2] 。
第46期棋王戦五番勝負
開催:2021年2月6日 - 2021年3月17日
日程(2021年)
第1局※[3]
第2局
第3局
第4局
第5局※※
結果
2月7日→2月6日
2月20日
3月 7日
3月17日
3月30日
(会場)
対局者
栃木県日光市 (
)
→東京都渋谷区
石川県(
)
金沢市
新潟県(
)
新潟市
東京都(
)
渋谷区
東京都(
)
千代田区
宇都宮グランドホテル →将棋会館
北國新聞会館
新潟 グランドホテル
0 東郷神社 0
都市センター ホテル
棋王
渡辺明 棋王
先
●
○
先
○
○
-
防衛
挑戦者
糸谷哲郎 八段
○
先
●
●
先
●
-
(手数)
128手
90手
133手
98手
-
※第1局は、政府の緊急事態宣言(新型コロナウイルス感染拡大への対応)に伴う会場ホテルの休業により、日程及び会場が変更された。
※※第4局で決着したため第5局は実施されず。
挑戦者決定トーナメント
準決勝~挑戦者決定二番勝負
ベスト4以上は2敗失格システム(敗者は復活戦へ)。
挑戦者決定戦は変則2番勝負
勝者組の優勝者は挑戦権獲得のためには2局のうち1勝が条件。
敗者復活戦の優勝者は挑戦権獲得のためには2連勝が条件。
準決勝
決勝
挑戦者決定 二番勝負 (勝者組優勝者 対 敗者組優勝者)
SF 1
久保利明 九段
●
A
糸谷哲郎 八段
●
C
SF 2
糸谷哲郎 八段
○
-
広瀬章人 八段
●
●
SF 3
広瀬章人 八段
○
-
広瀬章人 八段
○
-
(1勝で挑戦権)
[1]
[2]
SF 4
永瀬拓矢 王座
●
B
[1]12/18 [2]12/28
敗者復活戦 1回戦
敗者復活戦 決勝
A
久保利明 九段
●
永瀬拓矢 王座
●
(2連勝で挑戦権)
[1]
[2]
B
永瀬拓矢 王座
○
0 糸谷哲郎 八段0
○
○
C
糸谷哲郎 八段
糸谷哲郎 八段
○
挑戦者 / 棋王戦五番勝負 進出
1回戦~4回戦
シード棋士(24名)
丸山忠久 九段、広瀬章人 八段、佐々木大地 五段、本田奎 五段
豊島将之 竜王・名人、永瀬拓矢二冠、木村一基 王位
※予選通過者(8名)は2回戦から参加。
挑戦者決定トーナメント 1回戦
山崎隆之 八段
●
0 1-10
菅井竜也 八段
○
挑戦者決定トーナメント 1回戦
松尾歩 八段
●
0 1-20
屋敷伸之 九段
○
挑戦者決定トーナメント 1回戦
畠山鎮 八段
●
0 1-40
谷川浩司 九段
○
挑戦者決定トーナメント 1回戦
0 1-50
千田翔太 七段
○
深浦康市 九段
●
挑戦者決定トーナメント 2回戦
3回戦
4回戦
準決勝 進出者
前期ベスト4/ 佐々木大地 五段 0
-
佐々木大
●
(Bye )
-
石川優
●
1-1/
●
石川優
○
準決勝 進出0
予選 7組/
○
0 久保利明 九段 0
SF 1
予選 8組/
●
久保
○
○
久保
○
1-2/
○
屋敷
●
●
●
上村
●
予選 6組/
○
糸谷
○
○
糸谷
○
準決勝 進出0
●
0 糸谷哲郎 八段 0
SF 2
予選 5組/
●
阿久津
●
1-3/
○
丸山
●
(Bye )
-
丸山
○
前期ベスト4/ 丸山忠久 九段 0
-
挑戦者決定トーナメント 2回戦
3回戦
4回戦
準決勝 進出者
前期ベスト4/ 広瀬章人 八段 0
-
広瀬
○
(Bye )
-
広瀬
○
1-4/
●
佐々木勇
●
準決勝 進出0
予選 2組/
○
0 広瀬章人 八段 0
SF 3
●
三浦
●
○
木村
●
予選 3組/
●
木村
○
○
●
千田
●
1-5/
○
永瀬
○
○
永瀬
○
準決勝 進出0
予選 1組/
●
0 永瀬拓矢 王座 [注 1] 0
SF 4
予選 4組/
○
飯島
○
1-6/
●
飯島
●
(Bye )
-
本田
●
前期ベスト4/ 本田奎 五段 0
-
予選
挑戦者決定トーナメント 進出:8名
予選1組
予選2組
予選3組
予選4組
予選5組
1回戦
0 1-70
中川慧梧 アマ名人
○
松本佳介 六段
●
予選6組
予選7組
予選8組
脚注
注釈
^ 挑戦者決定トーナメント期間中に叡王失冠[4] 。
^ 予選期間中に竜王ランキング戦連続昇級による昇段を果たした[5] 。
出典
外部リンク