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第11期王将戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/10 07:32 UTC 版)

第11期王将戦
開催期間	1961年3月30日 - 1962年3月7日
前王将	大山康晴(7期目)
第11期王将	大山康晴(8期目)
リーグ
リーグ残留	升田幸三 / 二上達也 / 加藤博二 / 加藤一二三
リーグ陥落	灘蓮照 / 芹沢博文 / 高島一岐代 / 佐藤大五郎
王将戦 < 第10期第12期 >
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第11期王将戦（だい11きおうしょうせん）は、1961年度（1961年3月30日 - 1962年3月7日）の王将戦である。王将戦七番勝負では、第3局の時点で大山康晴王将が加藤一二三八段を3勝0敗で制し、タイトル防衛。5期連続8期目の王将位獲得となった^[1]。第4局以降は指し込み制となり、最終成績は大山の4勝0敗。

第11期王将戦七番勝負

対局者	第1局	第2局	第3局	第4局(香落)
対局者	1962年 1月15日・16日	1962年 1月26日・27日	1962年 2月10日・11日	1962年 2月20日・21日
大山康晴王将	○	○	○	○(上手)	王将位防衛
加藤一二三八段	●	●	●	●(下手)

挑戦者決定リーグ

挑戦1名・陥落4名

棋士	勝	負	備考	1回戦	2回戦	3回戦	4回戦	5回戦	6回戦	7回戦
加藤一二三八段	6	1	挑戦	○佐藤	○高島	○升田	○灘	○芹沢	●二上	○加藤博
升田幸三九段	5	2		○灘	○芹沢	●加藤一	●加藤博	○佐藤	○高島	○二上
二上達也八段	4	3		○加藤博	●灘	●佐藤	○芹沢	○高島	○加藤一	●升田
加藤博二八段	4	3		●二上	○佐藤	●高島	○升田	○灘	○芹沢	●加藤一
佐藤大五郎六段	4	3	陥落	●加藤一	●加藤博	○二上	○高島	●升田	○灘	○芹沢
高島一岐代八段	2	5	陥落	○芹沢	●加藤一	○加藤博	●佐藤	●二上	●升田	●灘
灘蓮照八段	2	5	陥落	●升田	○二上	●芹沢	●加藤一	●加藤博	●佐藤	○高島
芹沢博文八段	1	6	陥落	●高島	●升田	○灘	●二上	●加藤一	●加藤博	●佐藤

残留決定戦

		1回戦

		加藤博二八段◇	○

		佐藤大五郎六段	●

残留決定戦(1敗)

		決勝

		二上達也八段◇	○

		佐藤大五郎六段	●

二次予選

1組

	1回戦		決勝

E	佐藤大五郎六段◎	○
			佐藤大五郎六段	○	リーグ入り
	花村元司八段	●

D	宮坂幸雄四段	千○
			宮坂幸雄四段	●
C	北村昌男七段	千●

2組

	1回戦		決勝

	加藤博二八段◎	○
			加藤博二八段	○	リーグ入り
B	山田道美七段	●

G	有吉道夫七段	○
			有吉道夫七段	●
	廣津久雄八段	●

3組

	1回戦		決勝

	升田幸三九段◎	○
			升田幸三九段	○	リーグ入り
F	岡崎史明六段	●

A	佐伯昌優四段	○
			佐伯昌優四段	●
	丸田祐三八段	●

4組

	1回戦		決勝

			灘蓮照八段◎	○	リーグ入り

H	熊谷達人八段	○
			熊谷達人八段	●
	大野源一八段	●

一次予選

1組

1回戦

2回戦

決勝

佐伯昌優四段◎

○

佐伯

○

坂口允彦八段

●

佐伯昌優四段

○

高柳敏夫八段

●

山本武雄七段

○

山本

○

佐藤庄平六段

●

山本武雄七段

●

清野静男七段

●

2組

1回戦

2回戦

決勝

山田道美七段◎

○

山田道美七段

○

小堀清一八段

○

小堀

●

木村嘉孝四段

●

原田泰夫八段

○

原田泰夫八段

●

山口千嶺四段

○

山口

●

萩原淳八段

●

3組

1回戦

2回戦

決勝

北村昌男七段◎

○

北村昌男七段

千○

斎藤銀次郎八段

○

斎藤

●

吉田利勝五段

●

富沢幹雄七段

○

富沢

○

津村常吉五段

●

富沢幹雄七段

千●

長谷部久雄七段

●

4組

1回戦

2回戦

決勝

宮坂幸雄四段◎

○

宮坂

○

松下力八段

●

宮坂幸雄四段

○

関根茂六段

●

五十嵐豊一八段

○

五十嵐豊一八段

●

木川貴一五段

○

木川

●

山川次彦七段

●

5組

1回戦

2回戦

決勝

佐藤大五郎五段◎

○

佐藤

○

剱持松二四段

●

佐藤大五郎六段

○

下平幸男七段

●

松田茂役八段

○

松田茂役八段

●

関屋喜代作四段

○

関屋

●

佐瀬勇次七段

●

6組

1回戦

2回戦

決勝

岡崎史明六段◎

○

岡崎

○

伊達康夫四段

●

岡崎史明六段

○

松浦卓造八段

●

賀集正三四段

○

賀集

○

大原英二五段

●

賀集正三四段

●

本間爽悦七段

●

7組

1回戦

2回戦

決勝

有吉道夫七段◎

○

有吉道夫七段

○

内藤國雄五段

○

内藤

●

北村秀治郎七段

●

角田三男六段

○

角田

○

大村和久五段

●

角田三男六段

●

南口繁一八段

●

8組

1回戦

2回戦

決勝

熊谷達人八段◎

千○

熊谷達人八段

○

神田鎮雄六段

○

神田

千●

星田啓三六段

●

市川伸五段

○

市川

○

二見敬三六段

●

市川伸五段

●

藤川義夫六段

○

藤川

●

山中和正六段

●

脚注

[脚注の使い方]

^ “ALSOK杯王将戦過去の結果”. 日本将棋連盟. 2021年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月2日閲覧。

外部リンク

表話編歴各期の王将戦
第1回(1950) - 1(1951) - 2(1952) - 3(1953) - 4(1954) - 5(1955) - 6(1956) - 7(1957) - 8(1958) - 9(1959) - 10(1960)
11(1961) - 12(1962) - 13(1963) - 14(1964) - 15(1965) - 16(1966) - 17(1967) - 18(1968) - 19(1969) - 20(1970)
21(1971) - 22(1972) - 23(1973) - 24(1974) - 25(1975) - 26(1976) - 27(1977) - 28(1978) - 29(1979) - 30(1980)
31(1981) - 32(1982) - 33(1983) - 34(1984) - 35(1985) - 36(1986) - 37(1987) - 38(1988) - 39(1989) - 40(1990)
41(1991) - 42(1992) - 43(1993) - 44(1994) - 45(1995) - 46(1996) - 47(1997) - 48(1998) - 49(1999) - 50(2000)
51(2001) - 52(2002) - 53(2003) - 54(2004) - 55(2005) - 56(2006) - 57(2007) - 58(2008) - 59(2009) - 60(2010)
61(2011) - 62(2012) - 63(2013) - 64(2014) - 65(2015) - 66(2016) - 67(2017) - 68(2018) - 69(2019) - 70(2020)
71(2021) - 72(2022) - 73(2023) - 74(2024) - 75(2025) - 76(2026) - 77(2027) - 78(2028) - 79(2029) - 80(2030)
1950年度の第1回は一般棋戦 1951年度の第1期からタイトル戦

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