雨森常夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 04:43 UTC 版)
雨森 常夫(あめもり[1][2] / あまもり[3] つねお、1903年(明治36年[注釈 1])6月22日[1] - 1970年(昭和45年)12月12日[2])は、昭和期の農林技官、政治家。参議院議員。
経歴
福井県[注釈 2]で雨森元成の三男として生まれる[1]。1926年(大正15年)東京帝国大学農学部農業土木科を卒業した[1][2]。
1926年、農林省嘱託となる[2]。その後、農林技師、京都府農林技師、静岡県農林技師、高知県耕地課長、栃木県耕地課長、農地開発営団企画部調査課長、同東京事務所長、経済安定本部建設局次長、農林省農地局建設部長、京都農地事務局長などを歴任した[1][2]。
1953年(昭和28年)4月、第3回参議院議員通常選挙に全国区から自由党公認で立候補して当選[1][4]、その後、自由民主党に所属し参議院議員に1期在任した[2]。
1970年12月12日、食道癌のため、東京都新宿区の慶應義塾大学病院で死去した[3]。67歳没。同月14日、特旨を以て位二級を追陞され、死没日付をもって従五位勲六等から従四位勲三等に叙され、旭日中綬章を追贈された[5][6]。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第20版 上』人事興信所、1959年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- ドキュメント人と業績大事典編集委員会編『ドキュメント人と業績大事典 第1巻』ナダ出版センター、1999年。
- 『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
- 雨森常夫のページへのリンク