党生活者

デジタル大辞泉

とうせいかつしゃ〔タウセイクワツシヤ〕【党生活者】

読み方：とうせいかつしゃ

小林多喜二の中編小説。未完。昭和8年（1933）、著者が官憲の拷問で死亡した直後、かなりの部分を削除・伏字とし、「転換時代」の題で「中央公論」誌に掲載された。戦後、ゲラ刷りと草稿をもとに完全原稿が復元された。

短編小説作品名辞典

党生活者

作者小林多喜二

収載図書小林多喜二全集 第4巻 〔新装版〕
出版社新日本出版社
刊行年月1992.12

収載図書小林多喜二名作ライブラリー 4 党生活者・地区の人々
出版社新日本出版社
刊行年月1994.11

収載図書革命と転向 新装版
出版社學藝書林
刊行年月2003.2
シリーズ名全集 現代文学の発見

収載図書愛蔵版 ザ・多喜二―小林多喜二全一冊
出版社第三書館
刊行年月2003.2

収載図書蟹工船・党生活者 新装改版
出版社角川書店
刊行年月2008.8
シリーズ名角川文庫

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党生活者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/10 01:45 UTC 版)

『党生活者』（とうせいかつしゃ）は小林多喜二の小説。作者没後の1933年、『中央公論』の4月号と5月号とに発表された。