たかせ‐じゅんこ【高瀬隼子】
高瀬隼子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/20 14:50 UTC 版)
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高瀬 隼子
(たかせ じゅんこ) |
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|---|---|
| 生誕 | 1988年??月??日 |
| 言語 | 日本語 |
| 国籍 | 日本 |
| 教育 | 学士(文学) |
| 最終学歴 | 立命館大学文学部 |
| 活動期間 | 2019年 - |
| ジャンル | 小説 |
| 代表作 | 『おいしいごはんが食べられますように』(2022年) |
| 主な受賞歴 | すばる文学賞(2019年) 芥川龍之介賞(2022年) 芸術選奨新人賞(2024年) |
| デビュー作 | 「犬のかたちをしているもの」(2019年) |
| 公式サイト | 高瀬隼子 (@takase_junko) - X(旧Twitter) |
高瀬 隼子(たかせ じゅんこ、1988年 - )は、日本の小説家。愛媛県新居浜市出身。東京都在住。愛媛県立新居浜西高等学校[1]、立命館大学文学部(哲学専攻)卒業[2][3]。
経歴
立命館大学の文芸サークル「文芸創作同好会」の仲間を中心とした文芸サークル「京都ジャンクション」に参加し、「高瀬遊」名義で文学フリマで活動する。
2019年、「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞してデビュー。2021年、「水たまりで息をする」で第165回芥川賞候補[4]。2022年、「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞受賞[5]。2024年、『いい子のあくび』で令和5年度(第74回)芸術選奨新人賞(文学部門)受賞[6]。
人物
父親がもらってきた古いワープロに、9歳の頃から自分がノートに書いた物語を入力していたが、その頃から現在に至るまで「かな入力」を使用している[7]。
作品リスト
単行本
- 『犬のかたちをしているもの』(2020年2月、集英社 / 2022年8月、集英社文庫)
- 初出:『すばる』2019年11月号
- 『水たまりで息をする』(2021年7月、集英社 / 2024年5月、集英社文庫)
- 初出:『すばる』2021年3月号
- 『おいしいごはんが食べられますように』(2022年3月、講談社 / 2025年4月、講談社文庫)
- 初出:『群像』2022年1月号
- 『いい子のあくび』(2023年7月、集英社 / 2026年5月、集英社文庫)
- 「いい子のあくび」 - 『すばる』2020年5月号
- 「お供え」 - 『すばる』2022年4月号
- 「末永い幸せ」 - 『すばる』2023年1月号
- 『うるさいこの音の全部』(2023年10月、文藝春秋)
- 「うるさいこの音の全部」 - 『文學界』2023年2月号
- 「明日、ここは静か」 - 『文學界』2023年8月号
- 『め生える』(2024年1月、U-NEXT)
- 『新しい恋愛』(2024年9月、講談社)
- 「花束の夜」 - 『群像』2023年10月号
- 「お返し」 - 『群像』2022年12月号
- 「新しい恋愛」 - 『群像』2024年2月号
- 「あしたの待ち合わせ」 - 『STORY BOX』2022年12月号
- 「いくつも数える」 - 『群像』2024年5月号
アンソロジー
単行本未収録作品
小説
- 「あの日わたしがしなかったことの話」 - 『文藝』2022年秋季号
- 「お小遣いの成果」 - 『新潮』2024年6月号
- 「妖精の羽ばたき」 - 『文學界』2025年4月号
- 「イマジナリーフレンドのみなさんへ」 - 『ダ・ヴィンチ』2025年7月号
- 「鉛筆の瞑想」 - 『文學界』2025年8月号
- 「虫のいどころ」 - 『すばる』2025年10月号
- 「特別な一本まるまる」[8] - 『愛媛新聞』2025年11月26日
- 「ふたえ」 - 『GOAT』Winter 2026(2025年12月)
- 「一本の無敵」[9] - 『つづくにつづけ』オリジナル短編集、対象店舗にて2025年12月配布[10]
- 「一息の劇場」 - 『文學界』2026年3月号
エッセイ・寄稿など
- 「わたしの正直な体」[11] - 『青春と読書』2020年1月号
- 「温度と目」[12] - 『群像』2020年10月号
- 「かわいい顔の人」 - 『文學界』2021年6月号
- 「中庭のスイートポテト」[13] - 『STORY BOX』2022年3月号
- 「日日是好日」 - 『すばる』2022年7月号 - 9月号
- 「わたしの欲」 - 『文學界』2022年9月号
- 「失われたおいしいごはん」 - 『群像』2022年9月号
- 「風呂・日本酒・ホラー小説」 - 『RiCE』2022年12月号
- 「プロムナード」 - 『日本経済新聞』夕刊2023年1月 - 6月連載(月曜担当)
- 「道標 ふるさと伝言」[14] - 『愛媛新聞』2023年1月 - 12月(第1週日曜担当)
- 「一緒になにを食べようか」 - 『文蔵』2023年3月号
- 「のむよむ。家飲み派のためのブックガイドvol.68」 - 『dancyu』2023年4月号
- 「物語としてエッセイを読む」 - 『文學界』2023年9月号
- 「テロと戦時下の2022-2023日記リレー」 - 『新潮』2023年9月号
- 「チャットルームのメロンさん」 - 『小説トリッパー』2023年夏季号
- 「物語としてエッセイを読む」 - 『文學界』2023年9月号
- 「わたしに贈る5つの言葉」[15] - 『週刊文春』2023年11月16日号
- 「図書カード三万円使い放題! 下見をしました」[16] - 『本の雑誌』2024年6月号
- 「光を待つ」[17] - 『新潮』2024年8月号
- 「住みかを探す」 - 『世界』2024年9月号
- 「本の名刺 新しい恋愛」[18] - 『群像』2024年10月号
- 「わたし/あなたの境」(解説) - 村上賀子『Known Unknown』(2024年9月、ふげん社)
- 「行方不明がインストールされる」 - 梨・株式会社闇・大森時生『行方不明展』(2024年12月、太田出版)
- 「風よけ」 - 『暮しの手帖』2025年2–3月号
- 「心を表す言葉を与えてくれた物語」(文庫解説) - 氷室冴子『銀の海 金の大地 6』(2025年6月、集英社オレンジ文庫)
- 「友だちの捨て方」 - 『新潮』2026年1月号
書評
- 「通じ合えない世界の適応性」(遠野遥『教育』) - 『すばる』2022年2月号
- 「与える手つきの先に」(小川洋子『遠慮深いうたた寝』) - 『新潮』2022年3月号
- 「私の書棚の現在地」
- 「共感の危険性と対話の困難さ」(西村亨『自分以外全員他人』) - 『新潮』2024年4月号
- 「心を扱う」(キム・グミ『敬愛の心』) - 『新潮』2024年8月号
- 「底なしの獣を見る」(井上荒野『猛獣ども』) - 『新潮』2024年11月号
- 「持っている言葉で」(小池水音『あのころの僕は』) - 『新潮』2025年2月号
- 「同僚という謎」(竹中優子『ダンス』) - 『新潮』2025年5月号
- 「戦いの先を見届ける」(上坂あゆ美・ひらりさ『友達じゃないかもしれない』) - 『新潮』2025年8月号
- 「ふるさとを見つめる」(上野千鶴子・山内マリコ『地方女子たちの選択』) - 『新潮』2025年11月号
- 「重たい体でみちゆく」(彩瀬まる『みちゆくひと』) - 『新潮』2026年2月号
- 「花を踏ませず生き抜くために」(金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』)[19] - 『文藝』2024年冬季号
- 「大切な物を通し垣間見る世界」(小川洋子『海』) - 『朝日新聞』朝刊2025年10月18日
- 「消えた恋人、痕跡を辿る痛み」(一穂ミチ『アフター・ユー』)[20] - 『週刊文春』2025年12月4日号
対談
- 「受賞対談 高橋源一郎×高瀬隼子」[21] - 『青春と読書』2020年3月号
- 「小説家はみんなウソをついている」(鴻池留衣との対談) - 「imidas」2022年11月15日更新[22]
- 「芥川賞と私たち 高瀬隼子×李琴峰×宇佐見りん」 - 『文藝春秋』2023年4月号
- 「高瀬隼子×ひらりさ 〈いい子〉の向こう側へ」[23] - 『すばる』2023年9月号
- 「対談 高瀬隼子 市川沙央 小説家になるために必要なもの/差し出したもの」[24] - 『文學界』2023年11月号
- 「対談 小説家は嘘をつく 小川哲+高瀬隼子」 - 『新潮』2024年2月号
- 「日本酒ほろ酔い対談 島本理生×高瀬隼子」 - 『ダ・ヴィンチ』2024年4月号
- 「対談 高瀬隼子×大森時生「不快な物語」の引力」[25] - 『文學界』2024年5月号
- 「対談 高瀬隼子×大前粟生 怖くてあたたかい小説の世界」 - 『別冊文藝春秋』2024年5月号
- 「朝井リョウ×高瀬隼子 小説にひそむ、新しい問い」[26] - 『群像』2024年10月号
メディア・ミックス
映画
脚注
出典
- ↑ “高瀬隼子さん芥川賞受賞”. niihamanishi-h.esnet.ed.jp. 愛媛県立新居浜西高等学校 全日制. 2024年2月19日閲覧。
- ↑ “第43回すばる文学賞決定”. 集英社. 2020年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
- ↑ “犬のかたちをしているもの”. 集英社. 2020年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
- ↑ デビュー2年目の新鋭が芥川賞にノミネート! 高瀬隼子『水たまりで息をする』、7月13日(火)に発売決定!
- ↑ “第167回芥川賞は高瀬隼子さんに決定!(2022年上半期)”. 公益財団法人 日本文学振興会 (2022年7月20日). 2022年7月20日閲覧。
- ↑ 令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について
- ↑ “芥川賞・直木賞、受賞エッセー 高瀬隼子さん、窪美澄さん”. digital.asahi.com. 2022年7月30日閲覧。
- ↑ “ハタダ栗タルト50周年記念小説 特別な一本まるまる”. 株式会社ハタダ. 2025年12月4日閲覧。
- ↑ “つづくにつづけ | 一本の無敵”. つづくにつづけ. 2025年12月23日閲覧。
- ↑ “リターナブルびん飲料を飲んで、もらえる短編小説『つづくにつづけ』”. 日本ガラスびん協会 (2025年10月24日). 2025年12月23日閲覧。
- ↑ 第43回すばる文学賞受賞記念エッセイ受賞作
- ↑ 群像エッセイ集
- ↑ 小説丸 思い出の味 高瀬隼子
- ↑ “「道標 ふるさと伝言」 2023年の執筆者と略歴”. 愛媛新聞社. 2023年3月25日閲覧。
- ↑ わたしに贈る5つの言葉
- ↑ “図書カード使い放題?! 第74回:高瀬隼子さん”. 図書カードNEXT. 2024年9月1日閲覧。
- ↑ “誕生日に買ったのに13年間積読……芥川賞作家・高瀬隼子が明かした『百年の孤独』を放置した理由”. Book Bang. 2024年9月1日閲覧。
- ↑ “最も高いことないな、恋愛が自分の人生で。芥川賞受賞作『おいしいごはんが食べられますように』の著者が綴る、恋愛に関する率直な気持ち”. 群像 (2024年9月14日). 2024年10月10日閲覧。
- ↑ “話の通じない「おじさん」との結婚生活でボロボロに…会社と家の往復でいいと思っている45歳バツイチ女性を描いた金原ひとみのエンタメ小説”. Web河出 (2024年11月19日). 2025年1月10日閲覧。
- ↑ “「法律上の夫婦でないために蚊帳の外に」長く共に暮らした恋人が行方不明に…残された男性が直面した“理不尽な現実””. 本の話 (2025年12月8日). 2025年12月23日閲覧。
- ↑ 受賞対談 高橋源一郎×高瀬隼子 東京と自分の田舎の違い、女性の息苦しさ…… 何でこうなっちゃうんだろうということを書いていきたい
- ↑ “第1回 小説家はみんなウソをついている(ゲスト/高瀬隼子)”. イミダス (2022年11月15日). 2025年6月26日閲覧。
- ↑ 『いい子のあくび』刊行記念対談 高瀬隼子×ひらりさ「〈いい子〉の向こう側へ」
- ↑ 高瀬隼子×市川沙央「小説家になるために必要なもの/差し出したもの」
- ↑ “「不快な物語」の引力――高瀬隼子×大森時生”. 本の話 (2024年5月14日). 2024年9月1日閲覧。
- ↑ “内側の「底なしの穴」と外側のフィクションの世界。朝井リョウさんと高瀬隼子さんの小説をめぐる対話”. 群像 (2024年10月5日). 2024年10月10日閲覧。
- ↑ “高瀬隼子の小説「うるさいこの音の全部」映画化、主演は川床明日香(コメントあり)”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年9月3日). 2025年9月3日閲覧。
外部リンク
- 高瀬隼子 (@takase_junko) - X(旧Twitter)
- 高瀬隼子さんエッセイ「こわいものをみた」(月1連載) - note(U-NEXTオリジナル書籍)
- 高瀬隼子のページへのリンク