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小池水音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 14:40 UTC 版)

小池 水音
(こいけ みずね)
誕生 1991年????
日本 東京都
職業 小説家
言語 日本語
最終学歴 慶應義塾大学総合政策学部卒業
活動期間 2020年 -
ジャンル 小説
代表作 『息』(2023年)
主な受賞歴 新潮新人賞(2020年)
河合隼雄物語賞(2025年)
デビュー作 「わからないままで」(2020年)
公式サイト 小池水音 (@koikemizu) - X(旧Twitter)
ウィキポータル 文学
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小池 水音(こいけ みずね、1991年 - )は、日本小説家東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業[1]。ライフスタイル誌の編集者として働きながら作家活動する[2]

経歴

2020年、「わからないままで」で第52回新潮新人賞を受賞してデビュー[3]

2023年、「息」で第36回三島由紀夫賞候補[4]、同作を表題作とする初の単行本『息』で第45回野間文芸新人賞候補に選ばれる。2025年、「あなたの名」で第38回三島由紀夫賞候補、『あのころの僕は』で第13回河合隼雄物語賞を受賞[5]

単行本

アンソロジー収録

  • 「月の砂漠」 - 『ベスト・エッセイ2022』(2022年8月 光村図書出版
    • 初出:『すばる』2021年2月号

単行本未収録作品

小説

  • 「アンド・ソングス」 - 『新潮』2021年12月号
  • 「消えるのはあたりまえ」(掌編) - 『TVガイドAlpha』2024年4月13日号
  • 「二度目の海」 - 『新潮』2024年6月号
  • 「あなたの名」 - 『新潮』2024年12月号

エッセイ

  • 「サーモンフライ」[6] - 『群像』2022年2月号
  • 「身体を記す 私たちの喉」 - 『文學界』2024年8月号
  • 「世界と片手をつなぐこと」 - 『文藝』2024年秋季号
  • 「本の名刺 あのころの僕は」 - 『群像』2025年1月号
  • 「べつの眼差し――『Black Box Diaries』を見て」 - 『文學界』2025年6月号

書評

  • 「影の模様」(カズオ・イシグロ『クララとお日さま』) - 『新潮』2021年7月号
  • 「眼差し 『夜が明ける』西加奈子[7] - 『新潮』2022年2月号
  • 「そのようにしか語りえなかった声」(ローベルト・ゼーターラー『野原』)[8] - 『』2022年11月号
  • 「十字架のありか――池澤夏樹『また会う日まで』を読む」 - 『新潮』2023年7月号
  • 「最後で最新の小説。」( 田中慎弥『流れる島と海の怪物』)[9] - 『群像』2023年12月号
  • 「私の書棚の現在地」
    • 「想像の誘惑」(オスタップ・スリヴィンスキー『戦争語彙集』) - 『新潮』2024年4月号
    • 「心の鏡と仕分け箱」(チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!(新装版)』) - 『新潮』2024年8月号
    • 「誰もに息づくなにかの実在」(藤田壮眞『わたしは、あなたとわたしの区別がつかない』) - 『新潮』2024年11月号
    • 「「A」の微振動」(ジャン・アメリー『老いについて 反乱と諦念』) - 『新潮』2025年2月号
    • 「休刊と閉園」(『母の友』最終号) - 『新潮』2025年5月号
    • 「スケッチからはじめる」(光嶋裕介『建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007–2024』) - 『新潮』2025年8月号
  • 「距離のもたらす遠さと近さ」(池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』)[10] - 『波』2024年6月号
  • 「そのカフェの景色を」(カーソン・マッカラーズ『哀しいカフェのバラード』) - 『文學界』2025年1月号

対談

  • 「なんでもいいよ、楽しければ。 対談 二階堂高嗣×小池水音」 - 『TVガイドAlpha』2024年4月13日号
  • 「小池水音×又吉直樹 世界と自分のずれを描く」[11] - 『すばる』2024年12月号

脚注




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