みしまゆきお‐しょう〔みしまゆきをシヤウ〕【三島由紀夫賞】
読み方:みしまゆきおしょう
⇒三島賞
三島由紀夫賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 14:52 UTC 版)
三島由紀夫賞(みしまゆきおしょう)は、作家・三島由紀夫の業績を記念し新潮社の新潮文芸振興会が主催する文学賞[1]。略称は「三島賞」。新潮社は新潮社文学賞(1954 - 1967年)、日本文学大賞(1969 - 1987年)を主催してきたが、それに代わるものとして、三島没後17年の1987年(昭和62年)9月1日に創設され[1]、翌1988年(昭和63年)に選考・授与が開始された[2]。
- ^ a b c 『決定版 三島由紀夫全集第42巻・年譜・書誌』(新潮社、2005年)
- ^ 三島由紀夫賞・過去の受賞作品
- ^ 三島由紀夫賞規定
- ^ 読売新聞2024年1月14日付朝刊解説面
- ^ “蓮實重彦さん、報道陣に「馬鹿な質問はやめていただけますか」 三島由紀夫賞を受賞”. ハフポスト (ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社). (2016年5月17日) 2019年4月20日閲覧。
- ^ “――ええかげんにせえや。宮本輝サンはそういって、×をつけた。”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “第17回三島賞受賞作”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “第18回三島賞受賞作”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “第19回三島賞受賞作”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “第20回三島賞受賞作”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “第21回三島賞受賞作”. uraaozora.jpn.org. uraaozora.jpn.org. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “三島由紀夫賞に80歳の蓮實重彦さんの「伯爵夫人」”. NHKニュース. (2016年5月16日). オリジナルの2016年5月16日時点におけるアーカイブ。 2019年4月20日閲覧。
- ^ “三島賞に蓮実重彦さん、山本賞に湊かなえさん”. 産経ニュース (産経デジタル). (2016年5月16日) 2019年4月20日閲覧。
- 1 三島由紀夫賞とは
- 2 三島由紀夫賞の概要
- 3 脚注
三島由紀夫賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 06:55 UTC 版)
三島賞では宮本輝が「下品で不潔な文章」「支離滅裂な大きなエネルギーを持て余していて、まだ人に見せる段階じゃない」「お子様相手」と酷評し、受賞に猛反対した。一方で、福田和也は「三島由紀夫の名を冠する賞から舞城を送り出せてよかった」と絶賛し、筒井康隆も「現代の女子高生の言葉遣いを効果的に使っている」と評価した。島田雅彦は「ブーイングを浴びることで輝く狡猾な作品」と評価した。 覆面作家である舞城は、この受賞によりはじめて公の場に出るか注目されたが、結局授賞式にはあらわれずコメントだけよせた。
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