檄 (三島由紀夫)
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『檄』(げき)は、三島由紀夫の最後の声明文。1970年(昭和45年)11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内の東部方面総監室を占拠後(三島事件)、バルコニーから演説する際に撒布されたもの[注釈 1]。原稿用紙にして9枚ほどの長さの10段落の文章で、B4の紙2枚に三島の肉筆でびっしり書かれている[2]。三島の死後、様々な誌面や三島論で引用されることの多い声明文である。
注釈
出典
- ^ 「国会を占拠せよ ■第二回公判」(裁判 1972, pp. 59–82)
- ^ a b c d 「第十章 十一月二十五日」(徳岡 1999, pp. 238–269)
- ^ a b 「昭和四十五年十一月二十五日」(裁判 1972, pp. 13–18)
- ^ 「第十三章 1970年11月25日」(豊夫 2006, pp. 103–114)
- ^ 「第一章『最後の一年は熱烈に待つた』」(保阪 2001, pp. 57–92)
- ^ 「第十一章 死後」(徳岡 1999, pp. 238–269)
- ^ 久保田裕子「三島由紀夫翻訳書目」(事典 2000, pp. 695–729)
- ^ a b 「第三章 惜別の時」(彰彦 2015, pp. 137–198)
- 1 檄 (三島由紀夫)とは
- 2 檄 (三島由紀夫)の概要
- 3 関連肉声資料
- 4 全集収録
- 5 外部リンク
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