中西智佐乃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 13:02 UTC 版)
中西 智佐乃 (なかにし ちさの) |
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誕生 | 1985年??月??日![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 同志社大学文学部卒業 |
活動期間 | 2019年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『橘の家』(2025年) |
主な受賞歴 | 新潮新人賞(2019年) 三島由紀夫賞(2025年) |
デビュー作 | 「尾を喰う蛇」(2019年) |
公式サイト | 中西智佐乃 (@WIqr8) - X(旧Twitter) |
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中西 智佐乃(なかにし ちさの、1985年 - )は、日本の小説家。大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業[1]。
経歴
就職後、大阪文学学校に通いながら創作を続ける[2][3]。2019年、「尾を喰う蛇」で第51回新潮新人賞を受賞してデビュー[4]。2023年、初の単行本となる『狭間の者たちへ』が刊行される。2025年、「橘の家」で第38回三島由紀夫賞受賞。
作品リスト
単行本
- 『狭間の者たちへ』(2023年6月 新潮社)
- 狭間の者たちへ - 『新潮』2023年2月号
- 尾を喰う蛇 - 『新潮』2019年11月号
- 『長くなった夜を、』(2025年4月 集英社)
- 初出:『すばる』2024年9月号
- 『橘の家』(2025年6月 新潮社)
- 初出:『新潮』2025年3月号
単行本未収録作品
小説
- 「祈りの痕」 - 『新潮』2021年8月号
エッセイ・書評
- 「静かな戦い」 - 『すばる』2020年2月号
- 「〈言葉〉の弱さ」(田中慎弥『地に這うものの記録』書評) - 『新潮』2020年7月号
- 「図書館求めて三千里」 - 『群像』2020年8月号
- 「川岸で見る夢」(石井遊佳『象牛』書評) - 『新潮』2020年12月号
- 「「膨張」する二つの「物語」」(吉田修一『湖の女たち』書評) - 『新潮』2021年3月号
- 「二年七か月」 - 『小説トリッパー』2021年冬季号
- 「あらがっているかと彼女らは問う」(桐野夏生『真珠とダイヤモンド』書評) - 『新潮』2023年5月号
- 「いい子の役を降りる時」(高瀬隼子『いい子のあくび 』書評) - 『文學界』2023年9月号
- 「加害者の配役名は「われわれ」」(町屋良平『生きる演技』書評) - 『新潮』2024年6月号
- 「悪いくせ お気楽なくせ」 - 『新潮』2025年7月号
脚注
- ^ 中西智佐乃 | 著者プロフィール | 新潮社
- ^ 第51回新潮新人賞 受賞者インタビュー 暴力を追いかける/中西智佐乃
- ^ 修了生の活躍 | 詩と小説 大阪文学学校
- ^ “新潮新人賞に中西智佐乃さん”. 産経新聞 (2019年9月23日). 2023年11月29日閲覧。
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