古谷田奈月とは? わかりやすく解説

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古谷田奈月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 14:55 UTC 版)

古谷田 奈月
(こやた なつき)
誕生 (1981-10-05) 1981年10月5日(43歳)[1]
千葉県我孫子市[2]
職業 小説家
国籍 日本
最終学歴 二松学舎大学文学部国文学科
活動期間 2013年 -
代表作 無限の玄/風下の朱』(2018年)
『神前酔狂宴』(2019年)
主な受賞歴 日本ファンタジーノベル大賞(2013年)[3]
織田作之助賞(2017年)[4]
三島由紀夫賞(2018年)[5]
野間文芸新人賞(2019年)
渡辺淳一文学賞(2023年)
デビュー作 星の民のクリスマス』(2013年)
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古谷田 奈月(こやた なつき、1981年昭和56年〉10月5日[1] - )は、日本の小説家千葉県我孫子市出身[2]日本放送協会学園高等学校(現在のNHK学園高等学校)二松学舎大学文学部国文学科卒業[3]

経歴

2013年、「今年の贈り物」で第25回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、同作を『星の民のクリスマス』と改題しデビューした[3]2017年、『リリース』で第30回三島由紀夫賞候補となり[6]、第34回織田作之助賞を受賞した[4]2018年、「無限の玄」で第31回三島由紀夫賞を受賞し[5]、「風下の朱」で第159回芥川龍之介賞候補となり[7]、『望むのは』で第17回センス・オブ・ジェンダー賞大賞を受賞し[8]、『無限の玄/風下の朱』で第40回野間文芸新人賞候補となった[9]。2019年、『神前酔狂宴』で第41回野間文芸新人賞を受賞した。2023年、『フィールダー』で第8回渡辺淳一文学賞を受賞した[10]

作品リスト

単行本

単行本未収録作品

  • 「鳥目の弟」(『小説新潮』2014年1月号、新潮社)
  • 「大粒のダイナ」(『小説新潮』2014年9月号、新潮社)
  • 「橙子」(『たべるのがおそい』Vol.4、2017年10月、書肆侃侃房
  • 「できればドウを助けたいけど」(『新潮』2021年9月号、新潮社)
  • 「うた子と獅子男」(『文藝』2025年夏季号、河出書房新社)

脚注

  1. ^ a b 第159回芥川龍之介賞候補作が発表:古谷田奈月「風下の朱」、北条裕子「美しい顔」、松尾スズキ「もう「はい」としか言えない」など5作”. ほんのひきだし (2018年6月18日). 2020年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月20日閲覧。
  2. ^ a b 著者プロフィール”. 新潮社. 2018年1月26日閲覧。
  3. ^ a b c 2013受賞作品発表 | 日本ファンタジーノベル大賞”. 日本ファンタジーノベル大賞. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月20日閲覧。
  4. ^ a b 織田作之助賞に2氏 朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2018年1月26日閲覧。
  5. ^ a b “三島賞に古谷田奈月さん、山本賞は小川哲さん”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年5月16日). https://www.asahi.com/articles/ASL5C6G9XL5CUCVL03B.html 2018年5月16日閲覧。 
  6. ^ 第30回三島由紀夫賞”. 新潮社. 2018年1月26日閲覧。
  7. ^ 第159回芥川龍之介賞候補作品決定!”. 日本文学振興会. 2018年6月24日閲覧。
  8. ^ 2017年度 第17回Sense of Gender賞”. ジェンダーSF研究会. 2018年7月23日閲覧。
  9. ^ 野間文芸新人賞 第40回(2018年)候補作品が決まりました。”. 講談社. 2018年11月6日閲覧。
  10. ^ 渡辺文学賞に古谷田さん”. 産経新聞 (2023年4月3日). 2024年4月2日閲覧。



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