李龍徳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 13:09 UTC 版)
李 龍徳 (い よんどく) |
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誕生 | 1976年??月??日![]() |
職業 | 小説家 |
国籍 | ![]() |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部卒業 |
代表作 | 『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(2020年) |
主な受賞歴 | 文藝賞(2014年) 野間文芸新人賞(2020年) |
デビュー作 | 「死にたくなったら電話して」 |
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李 龍徳(い よんどく、朝: 이용덕, 1976年[1] - )は、韓国の小説家。在日韓国人3世[1]。埼玉県川口市出身、大阪府在住[2]。
経歴
早稲田大学第一文学部卒業[1]。2014年、「死にたくなったら電話して」で第51回文藝賞を受賞してデビュー[1]。2016年、『報われない人間は永遠に報われない』で第38回野間文芸新人賞候補[1]。2020年、『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』で第42回野間文芸新人賞を受賞する[3]。
著作
単行本
- 『死にたくなったら電話して』(河出書房新社、2014年11月 / 河出文庫、2021年9月)
- 初出:『文藝』2014年冬季号
- 『報われない人間は永遠に報われない』(河出書房新社、2016年6月)
- 初出:『文藝』2016年春季号
- 『愛すること、理解すること、愛されること』(河出書房新社、2018年8月)
- 初出:『文藝』2017年春季号
- 『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(河出書房新社、2020年3月 / 河出文庫、2022年3月)
- 初出:『文藝』2018年秋季号 - 2019年秋季号
- 『石を黙らせて』(講談社、2022年1月)
- 初出:『群像』2021年9月号
アンソロジー収録
- 「反男性」(『文学2025』日本文藝家協会編、講談社、2025年6月)
- 初出:『文藝』2024年春季号
雑誌掲載
- 「怜子」 - 『群像』2016年8月号[4]
- 「私の叔父の航海日誌」 - 『文藝』2025年春季号
- 「どうか大いなる哀れみを我らに」 - 『文藝』2025年夏季号
脚注
- ^ a b c d e “李 龍徳さん『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』”. 小説丸 (2020年5月20日). 2021年12月22日閲覧。
- ^ 第51回文藝賞が決定
- ^ “野間文芸賞に小川洋子さん 新人賞は李龍徳さん:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年11月2日閲覧。
- ^ アンソロジー企画「マイソング」の一編、中島みゆきの同名曲をモチーフにしている。
外部リンク
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