古谷清とは? わかりやすく解説

古谷清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 16:36 UTC 版)

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古谷 清(ふるや きよし、1878年明治11年)10月28日[1][2] - 1945年昭和20年)11月21日[1][2])は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

経歴

東京府出身[1][2][3]。古谷浜吉の長男として生れる[1]。東京府立四中(現東京都立戸山高等学校)を経て、1898年(明治31年)11月、陸軍士官学校(10期)を卒業[1][2][4]。翌年6月、砲兵少尉に任官し野砲兵第1連隊付となる[1][4]。1909年(明治42年)12月、陸軍大学校(21期)を卒業し参謀本部員となる[1][2][3]

その後、ロシア駐在、野砲兵第15連隊大隊長、支那政府応聘、野砲兵第19連隊大隊長、陸軍野戦砲兵射撃学校教官、ロシア軍従軍、ロシア大使館武官などを務め、 1919年(大正8年)7月、歩兵大佐に昇進[1][3]。同年10月、参謀本部付として欧州に出張し、第一次世界大戦ヨーロッパ戦線の情報収集に従事した[1][2][3]。その後、野戦重砲兵第2連隊長、陸軍省軍務局砲兵課長、陸軍野戦砲兵学校教育部長を務め、1923年(大正12年)10月、陸軍少将に進級[1][2][3]

1924年(大正13年)2月、陸軍航空部付として航空畑に転じ、陸軍航空本部総務部長、所沢陸軍飛行学校長を務め、1929年(昭和4年)8月、陸軍中将に進み、1930年(昭和5年)6月、航空本部長に就任した[1][2][3]。1931年(昭和6年)8月、待命となり予備役に編入された[1][2][3]。その後、国粋会理事を務めた[1]

栄典

位階
勲章

親族

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『日本陸海軍総合事典』第2版、140頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『日本陸軍将官辞典』645頁。
  3. ^ a b c d e f g 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』149頁。
  4. ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』147、149頁。
  5. ^ 『官報』第5587号「叙任及辞令」1902年2月21日。
  6. ^ 『官報』第1431号「叙任及辞令」1931年10月5日。
  7. ^ 『官報』第506号「叙任及辞令」1928年9月1日。

参考文献

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

古谷清

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喧嘩番長3 全国制覇」の記事における「古谷清」の解説

羅針高校教諭鈴木比べる温厚生徒理解のある性格あだ名キヨちゃん。

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