軍務局
軍務局
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詳細は「軍務局#海軍省軍務局」を参照 軍備・国防・服務・条約・礼式など海軍にかかわるあらゆる制度を分掌する。 歴代軍務局長 軍務局長 (兼)樺山資紀中将:1886年1月29日 - 井上良馨少将:1886年6月17日 - 1889年3月7日 第1局長 井上良馨少将:1889年3月8日 - 伊東祐亨少将:1889年3月8日 - 1893年5月20日 軍務局長 (兼)伊藤雋吉中将:1893年5月20日 - 山本権兵衛少将:1895年3月8日 - 1898年11月9日 諸岡頼之少将:1898年11月10日 - (兼)斎藤実少将:1900年5月20日 - 上村彦之丞少将:1900年10月25日 - 出羽重遠少将:1902年10月29日 - 中溝徳太郎少将:1903年10月27日 - (兼)斎藤実少将:1904年2月3日 - 加藤友三郎少将:1905年12月19日 - (扱)加藤友三郎少将:1906年1月8日 - 武富邦鼎少将:1906年11月22日 - 中溝徳太郎中将:1908年5月15日 - 1909年12月1日 栃内曽次郎少将:1909年12月1日 - 江頭安太郎少将:1912年4月20日 - 野間口兼雄少将:1913年1月10日 - 秋山真之少将:1914年4月17日 - (兼)鈴木貫太郎少将:1916年2月21日 - 小栗孝三郎少将:1916年6月23日 - 井出謙治少将:1916年12月1日 - 堀内三郎中将:1920年8月16日 - 大角岑生少将:1922年5月1日 - 小林躋造少将:1923年12月1日 - 左近司政三少将:1927年3月25日 - 堀悌吉少将:1929年9月6日 - 豊田貞次郎少将:1931年11月2日 - 寺島健少将:1932年5月12日 - 吉田善吾少将:1933年9月15日 - 豊田副武中将:1935年12月2日 - 井上成美少将:1937年10月20日 - 阿部勝雄少将:1939年10月18日 - 岡敬純少将:1940年10月15日 - (扱)岡敬純中将:1944年7月18日 - 多田武雄中将:1944年8月1日 - 保科善四郎中将:1945年5月15日 - 山本善雄少将:1945年11月17日 - 11月30日
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軍務局
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詳細は「軍務局#陸軍省軍務局」を参照 1890年(明治23年)3月に設置され、1945年(昭和20年)12月の陸軍省廃止まで存続した。主たる所掌事務は国防政策・陸軍建制・編制計画・動員計画・予算に関する事項、軍需行政や国家総動員体制等多岐にわたり陸軍に関する行政、いわゆる軍政は主にこの局から発せられた。明治5年2月兵部省を陸海軍省と分割した際にも軍務局はあったが、その時は主に歩兵・騎兵の兵科に関する事項を取り扱っていた。明治6年4月に第2局と改め、明治12年10月には人員局と改称された。この頃は専ら後の人事局が掌る事務を行っており、1890年(明治23年)3月に設置された軍務局との連続性はない。明治5年2月の秘史局とその後身である1873年(明治6年)4月の第一局は所掌事務が「通報・軍務関係」でそれを引き継いだ明治12年10月の総務局が本来の前身で、総務局創設時の所掌事務は「庶務・徴兵・制規」だった。然し、1890年(明治23年)3月の官制改正まで陸軍省では各兵科別に事務を執り行っていたが、それらを全て廃し事務は軍務局が掌ったため所掌事務の上ではどの局とも連続していない。 軍務局は帝国議会との折衝も行っていたが、1938年(昭和13年)3月3日当時の軍務局軍務課国内班長の佐藤賢了中佐が野次に対し「黙れ!」と一喝した「黙れ事件」がある。これは時の陸軍大臣杉山元大将が謝罪することで決着するが、佐藤中佐は後に中将に進級し軍務局長に就任する。戦後連合国側からA級戦犯に指名されるが、これは先の黙れ事件も原因の一つという。 1890年(明治23年)3月27日 軍務局創設、第1軍事課・第2軍事課・馬政課・獣医課・砲兵事務課創設、工兵局を工兵事務課として編入 1896年(明治29年)5月9日 工兵事務課を工兵課に、砲兵事務課を砲兵課に改称 1897年(明治30年)9月3日 兵器課を新設、馬政課を騎兵課に、第1軍事課を軍事課に、第2軍事課を歩兵課に改称 1900年(明治33年)5月 兵器課を廃止 1903年(明治36年)5月1日 獣医課廃止 1919年(大正8年)4月12日 航空課創設 1926年(大正15年)10月1日 兵務課・兵備課・徴募課・防備課創設、航空課・歩兵課・工兵課・砲兵課を廃止、騎兵課を馬政課に改称 1936年(昭和11年)8月1日 軍務課を創設、兵務課・兵備課・防備課・馬政課を兵務局へ移行、徴募課を人事局へ移行 1945年(昭和20年)4月28日 整備局より戦備課移行 歴代軍務局長(※氏名前の括弧は夫々(心)は心得、(扱)は事務取扱、(兼)は兼職を表す。) (兼)桂太郎:明治23年3月27日(陸軍次官) (兼)岡沢精:明治24年6月1日(陸軍次官) (兼)児玉源太郎:明治25年8月23日(陸軍次官) (兼)中村雄次郎:明治31年1月14日(陸軍次官) 木越安綱:明治33年4月25日 (兼)中村雄次郎:明治34年2月18日(陸軍総務長官) 宇佐川一正:明治35年4月17日 長岡外史:明治41年12月28日 岡市之助:明治43年6月1日 田中義一:明治44年9月1日 柴勝三郎:大正元年12月26日 山田隆一:大正4年6月4日 奈良武次:大正5年3月31日 菅野尚一:大正7年12月17日 畑英太郎:大正11年2月8日 阿部信行:大正15年7月28日 杉山元:昭和3年8月10日 小磯國昭:昭和5年8月1日 山岡重厚:昭和7年2月29日 永田鉄山:昭和9年3月5日 - 昭和10年8月12日(在職中に死去。相沢事件参照) 今井清:昭和10年8月13日 - 1936年3月23日 磯谷廉介:昭和11年3月23日 後宮淳:昭和12年3月1日 町尻量基:昭和12年10月5日 中村明人:昭和13年4月14日 町尻量基:昭和13年11月21日 (扱)山脇正隆:昭和13年12月29日(陸軍次官) 町尻量基:昭和14年1月31日 武藤章:昭和14年9月30日 佐藤賢了:昭和17年4月20日 真田穣一郎:昭和19年12月14日 吉積正雄:昭和20年3月27日
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