他人の顔とは?

たにんのかお〔タニンのかほ〕【他人の顔】

安部公房長編小説昭和39年(1964)刊。事故で顔に大やけどを負った男が、自己回復のためプラスチックでできた他人の顔の仮面をつけて妻を誘惑ようとする昭和41年(1966)、安部自身脚色勅使河原宏監督により映画化


他人の顔

作者韓水山

収載図書韓国の現代文学 4 中編小説 2
出版社柏書房
刊行年月1992.5


他人の顔

作者てらしまくにお

収載図書石の花―3分間読める短篇小説集
出版社近代文芸社
刊行年月1996.8


他人の顔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 01:44 UTC 版)

他人の顔』(たにんのかお)は、安部公房長編小説。『砂の女』の次の長編で、「失踪三部作」の2作目となる[1][注釈 1]。化学研究所の事故によって顔面に醜い火傷を負い「」を失った男が、精巧な「仮面」を作成し、自己回復のため妻を誘惑しようとする物語。新たな「他人の顔」をつけることにより、自我社会、顔と社会、他人との関係性が考察されている[3]




注釈

  1. ^ 安部公房は、『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』を「失踪三部作」としている[2][1]

出典

  1. ^ a b c 安部公房(聞き手:秋山駿)「私の文学を語る」(三田文学 1968年3月号に掲載)
  2. ^ 安部公房「〈著者との対話〉通信社配信の談話記事」(名古屋タイムズ 1967年10月2日号に掲載)
  3. ^ a b c d e f 三島由紀夫「現代小説の三方向」(展望 1965年1月号に掲載)
  4. ^ 「作品ノート17」(『安部公房全集 17 1962.11-1964.01』)(新潮社、1999年)
  5. ^ 「作品ノート18」(『安部公房全集 18 1964.01-1964.09』)(新潮社、1999年)
  6. ^ 安部公房「消しゴムで書く――私の文学」(1966年2月)
  7. ^ a b 平野栄久「仮面の罪――安部公房『他人の顔』における作家主体と作品世界」(新日本文学 1966年8月号に掲載)
  8. ^ a b 三島由紀夫「すばらしい技倆、しかし……―大江健三郎氏の書下し「個人的な体験」」(週刊読書人 1964年9月14日号に掲載)
  9. ^ 「昭和41年」(80回史 2007, pp. 156-161)
  10. ^ 「1966年」(85回史 2012, pp. 230-238)
  11. ^ 「作品ノート20」(『安部公房全集 20 1966.01-1967.04』)(新潮社、1999年)


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