箕田古墳群とは? わかりやすく解説

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箕田古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/01 15:18 UTC 版)

箕田古墳群(みだこふんぐん)は、埼玉県鴻巣市にある古墳群大宮台地北西先端に位置する。北方7kmには埼玉古墳群がある。

広大な領域に分布している古墳群は、分布と築造年代の差から北から「追分」、「龍泉寺」、「富士山」、「稲荷腰」、「宮前」の5支群に分けられている。

墳丘が現存する7基(2号墳と4号〜9号墳)が1970年(昭和45年)3月10日付けで鴻巣市指定史跡に指定された。

古墳

  • 箕田2号墳
    JR高崎線の西側にあり、「三士塚」とも呼ばれている。墳頂に氷川神社が建つ。直径23(復元32)メートル、高さ2.7メートルの円墳。周溝から円筒埴輪片、人物埴輪片、須恵器有蓋高坏、大甕が出土した。6世紀後半の築造。
  • 箕田9号墳
    「宮登古墳」とも呼ばれている。角閃石安山岩製の胴張のある横穴式石室をもち、須恵器はそう、玉類、鉄鏃、盤、鉄釘が出土した。埴輪が見つかっていないことから7世紀前半の築造とみられる。出土品は1970年(昭和45年)3月10日付けで鴻巣市指定考古資料に指定された。

参考文献

  • 塩野博 『埼玉の古墳 北足立・入間』 さきたま出版会、2004年

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