四診とは? わかりやすく解説

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し‐しん【四診】

読み方:ししん

漢方診察法で、望診聞診問診切診四つ


四診

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/06 09:35 UTC 版)

四診(ししん)とは、東洋医学の主体となる診断法である。望・聞・問・切の四つをもって四診と呼ぶ[1]。 望・聞・問・切とは、望診、聞診、問診、切診のことである。


  1. ^ 山田慶児『中国医学の思想的風土』潮出版社、1923年、P.64。


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四診

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:19 UTC 版)

漢方医学」の記事における「四診」の解説

治療法決定するためには四診(望、聞、問、切)を行う。四診は証を明らかに漢方薬処方決定する目的行われる望診ぼうしん医師肉眼による観察体格顔色皮膚の艶、舌の状態等。特に舌の観察をもとにした診断舌診(ぜっしん)と呼び重要視される聞診ぶんしん医師聴覚嗅覚による観察患者の声、咳の音、口臭体臭排泄物の臭いなどから診断する問診もんしん漢方独自の概念はあるものの、基本的に西洋医学同様に家族歴既往歴現病歴愁訴を問う。西洋医学よりも詳しく一見無関係な質問行い全身状態把握努める。 切診せっしん医師の手直接患者触れて診察する方法。脈の状態から診断する脈診(みゃくしん)と腹の状態から診断する腹診ふくしん)が特に重要である。脈診では、脈拍不整脈のみならず、脈の速さ強さ深さ緊張度などから病態把握し腹診では胸脇苦満、心下痞硬、胃内など腹部特別な所見有無を診る。腹診は、日本独自に発達した診察法である。

※この「四診」の解説は、「漢方医学」の解説の一部です。
「四診」を含む「漢方医学」の記事については、「漢方医学」の概要を参照ください。

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