波羅提木叉
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波羅提木叉(はらだいもくしゃ、梵: prātimokṣa[1]:プラーティモークシャ、巴: Pātimokkha:パーティモッカ)は、仏教の出家者である比丘・比丘尼[注 1]の集団である僧伽における規則となる戒律条項を記した典籍(戒本)のこと[1]。
注釈
出典
- ^ a b c 「波羅提木叉」 - 精選版 日本国語大辞典、小学館。
- ^ 「波羅提木叉」 - 百科事典マイペディア、平凡社。
- ^ 布薩とは - 世界大百科事典/コトバンク
- ^ 福井靜志、『菩薩の戒律儀の問題點 -瑜伽論戒品を中心として-』、『印度學佛教學研究』 15(1)、1966年、pp. 186-187.
- ^ 奈良康明、『説戒 永平寺西堂老師が語る仏教徒の心得』、67頁
- 1 波羅提木叉とは
- 2 波羅提木叉の概要
- 3 概要
- 4 脚注
具足戒
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詳細は「具足戒」を参照 正式に僧伽(僧団)の一員としての出家者(比丘・比丘尼)になるためには、具足戒(波羅提木叉)を授けられる必要がある。 これは200-300程度の僧団規則の集成であり、「律」(Vinaya)の中核を成すものである。したがって、出家者(比丘・比丘尼)にとっては、「戒」と「律」は同義となる。それゆえ、「戒律」という表現も生まれた。 「戒・定・慧」の「三学」の筆頭であり、こうして戒を守ること(持戒)から、修行は始まる。 毎月2回、布薩にて抵触していないか確認される。
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