比丘・比丘尼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 07:08 UTC 版)
詳細は「比丘」および「雲水」を参照 比丘・比丘尼は、出家者における男女の区別によるが、いずれも具足戒をうけた出家修行者を指す。比丘(Bhikkhu)の原義は「乞食」(こつじき)を意味している。出家者として全く生産に従事しない比丘・比丘尼は、他者から布施されるものによって、生活を維持している。衣は糞掃衣を着し、食は「托鉢」によって得たものを食し、住は森林や園林に生活したのが、これら出家者であり、現在でも比較的これらに近い生活形態は、東南アジアの上座部仏教圏で見られる。また、大乗仏教圏でも「托鉢」は今も生きていて、中国や台湾でも見かけることができるが、現在の日本では形式化してしまっていて、それで食を得ているわけではない。
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