雲水とは? わかりやすく解説

うん‐すい【雲水】

読み方:うんすい

《「行雲流水」の略》

定めなく行き流れてやまないように、一所とどまらない自由な人。また、そのような境涯

行方定めない諸国行脚する修行の僧。雲水僧。雲衲(うんのう)。

雲水の画像

くも‐みず〔‐みづ〕【雲水】

読み方:くもみず

。また転じて行く先定まらないこと。うんすい

上り下るや—の、身は定めなき習ひかな」〈謡・船弁慶


雲水

読み方:ウンスイ(unsui)

所を定めず諸所遍歴行脚する禅僧


うんすい 【雲水】

行雲流水浮雲流水の略で、仏教行脚僧をいう。この僧の衲衣袈裟)をに、袂を例え行脚僧を雲衲袂、略して雲衲ともいう。→ 行脚

雲水

読み方:うんすい

  1. 無銭にて旅行をすることをいふ。托鉢しながら行脚する僧侶のことを雲水といふから来た。豊千禅師の偈に「一身如雲水悠々去来。」とある。
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雲水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 17:45 UTC 版)

雲水(うんすい)




「雲水」の続きの解説一覧

雲水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 07:30 UTC 版)

不動明王伝」の記事における「雲水」の解説

棍棒振り回す敵。近づかなければ脅威は無い。

※この「雲水」の解説は、「不動明王伝」の解説の一部です。
「雲水」を含む「不動明王伝」の記事については、「不動明王伝」の概要を参照ください。


雲水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 03:27 UTC 版)

比丘」の記事における「雲水」の解説

禅宗では、行雲流水という句から、修行者を雲水(うんすい)と呼ぶ。宋史蘇軾伝に「文を作る行雲流水如く初めより定質なし」とあることから、行雲流水の語は、行く流れ水のような、大自然おのずからなる無心無作はたらきをいう。禅の修行者は一か所にとどまらず諸方に師を求めて行脚することから、行雲流水の句が禅の修行僧をさすようになった。そこから一般に一定の僧堂に留まって修行する修行者をも雲水という。雲水はまた、雲衲うんのう:なお、衲は、雲水の着る破れ衣のこと)、衲子(のっす)、行脚僧ともいう。

※この「雲水」の解説は、「比丘」の解説の一部です。
「雲水」を含む「比丘」の記事については、「比丘」の概要を参照ください。

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雲水

出典:『Wiktionary』 (2021/09/15 14:06 UTC 版)

この単語漢字
うん
第二学年
すい
第一学年
音読み 音読み

語源

行雲流水」の略

発音

  • (東京) んすい [úꜜǹsùì] (頭高型 – [1])
  • IPA(?): [ɯ̟̃ᵝɰ̃sɨᵝi]

名詞

(うんすい)

  1. (仏教) 修行のため諸国行脚する


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