具足屋嘉兵衛とは? わかりやすく解説

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具足屋嘉兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 01:17 UTC 版)

具足屋 嘉兵衛(ぐそくや かへえ、生年不明‐明治18年(1885年))は、江戸時代末期から明治時代にかけての地本問屋

来歴

姓は福田氏。浮世絵師歌川国春こと、具足屋佐兵衛の子。嘉兵衛は2代目で、歌舞伎役者嵐冠十郎の孫にあたる。

幕末から明治8年(1875年)頃まで人形町4丁目、後に長谷川町松五郎地借で地本問屋を営業している。歌川国芳2代目歌川国輝歌川芳盛3代目歌川広重4代目歌川国政月岡芳年豊原国周楊洲周延錦絵を出版している。また、明治7年(1874年)に錦絵新聞『絵入東京日日新聞』を創刊、解説文を条野採菊高畠藍泉が書き、挿絵落合芳幾が描いている。

3代目は福田熊治郎が継いでいる。

作品

  • 歌川国芳 『盤上太平記』 大判3枚続 錦絵
  • 2代目歌川国輝 『大集諸色能大さがり』 大判3枚続 錦絵 慶応3年(1867年)
  • 歌川芳盛 『本能寺合戦之図』 大判3枚続 錦絵 明治2年(1869年)
  • 3代歌川広重 『東京名所人形町通為替会社繁栄之図』
  • 3代歌川広重 『東京名所写真十二景』
  • 豊原国周 『お竹大日如来』 元治元年
  • 豊原国周 『勧進帳 三升』 大判 錦絵 大首絵シリーズの一 明治2年
  • 4代目歌川国政 『東京神田万代橋繁栄之図』 大判3枚続 錦絵 明治6年ころ
  • 楊洲周延 『東京両国橋真景』
  • 月岡芳年 『名誉新談』 大判 錦絵揃物 明治8年

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参考文献




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