鳩摩羅天とは? わかりやすく解説

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鳩摩羅天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 22:11 UTC 版)

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鳩摩羅天 図像抄(平安時代)

鳩摩羅天(くまらてん、サンスクリット語: Kumāra)は、仏教天部の一。倶摩羅天とも表記される。梵名は「クマーラ」で童子を意味し、無執着のを表すという。大自在天ヒンドゥー教シヴァ神に相当)の息子とされており、韋駄天と同一視される。起源はヒンドゥー神スカンダ (Skanda) であり、クマーラはその別名。

韋駄天が軍神として甲冑姿で描かれるのに対して、鳩摩羅天は孔雀に乗る少年神として描かれることが多く、オリジナルであるスカンダ神の姿に近い。 妃は七母女天(焔摩七母天)の1人で鳩摩利(クマリー)という。密教曼荼羅では六面童子形で金剛鉤を持った姿で西方に配される。韋駄天と比べると単独での崇拝や像の作例は少ない。

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