鳩槃荼とは? わかりやすく解説

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くはんだ【鳩槃荼】

読み方:くはんだ

《(梵)kumbhāṇḍaの音写。「くばんだ」とも》増長天眷属(けんぞく)で、人の精気を吸う鬼神。鳩槃荼鬼。鳩槃荼夜叉神


鳩槃荼

読み方:クハンダ(kuhanda)

増長天一族で、馬頭人身悪鬼


鳩槃荼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 08:43 UTC 版)

鳩槃荼(くばんだ、くはんだ)は、インド神話の鬼神で、仏教では護法神である。弓槃荼(きゅうばんだ)、拘辨荼(くべんだ)とも音写される[1]サンスクリットではクンバーンダ (Kumbhāṇḍa[2])、パーリ語でクンバンダ (Kumbhaṇḍa)。クンバは「水瓶」、アンダは「陰嚢」の意であり、「水瓶の様な陰嚢を持つ者」を意味する[3]


  1. ^ a b c d e f g 錦織亮介『天部の仏像事典』東京美術、1983年、49,50頁。
  2. ^ 「鳩槃荼」 - 精選版 日本国語大辞典小学館。
  3. ^ a b c d 染川英輔 他『曼荼羅図典』大法輪閣1993年、204頁。
  4. ^ 中村元『広説佛教語大辞典 縮刷版』東京書籍、2010年、343頁。
  5. ^ a b 『総合佛教大辞典』宝藏館、2005年、P297。


「鳩槃荼」の続きの解説一覧

鳩槃荼(くばんだ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 13:47 UTC 版)

斎女伝説クラダルマ」の記事における「鳩槃荼(くばんだ)」の解説

左手の指に吸盤のような器官持ち、そこから精気吸い取る能力を持つ。夜叉双子の兄。双胎輸血によって生まれつき発育悪く、そこからくるコンプレックスもあって、長く八部としての覚醒が起こらなかった。八部の中では唯一の非童貞(?)。

※この「鳩槃荼(くばんだ)」の解説は、「斎女伝説クラダルマ」の解説の一部です。
「鳩槃荼(くばんだ)」を含む「斎女伝説クラダルマ」の記事については、「斎女伝説クラダルマ」の概要を参照ください。

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