写真プリント・写ルンです
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:09 UTC 版)
「富士フイルムのコマーシャルメッセージ」の記事における「写真プリント・写ルンです」の解説
長く続くロングランCMであり、特に樹木希林の出演で親しまれていた。樹木は悠木千帆時代の1970年代から30年以上にわたり富士フイルムのCMに出演してきた。 特に樹木扮する綾小路さゆりと岸本加世子扮する街の写真店の店番(のち店長)とのやり取りを描くシリーズが有名である。その中でも1980年の「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに写ります」は当時の流行語となるほどの反響だった。この言葉は樹木の発案による物で、当初は「美しくない方も美しく」だったのが、樹木が言葉に違和感を覚え、「「それなりに写ります」にして欲しい、日本語としてきれい。「美しくない」という表現も美しくない」と要望したことから、このような表現となった。2000年には「フジカラーで当たルンです!キャンペーン」のテレビCMで、樹木と岸本に加えて田中麗奈を起用して富士フイルムがこの1980年のCMをリメイクした(「美しい人はより美しく、そうでない方はチョーそれなりに写ります」と「チョー」が加えられていた)。 樹木が2018年9月に逝去したため、今後のCMは不明。
※この「写真プリント・写ルンです」の解説は、「富士フイルムのコマーシャルメッセージ」の解説の一部です。
「写真プリント・写ルンです」を含む「富士フイルムのコマーシャルメッセージ」の記事については、「富士フイルムのコマーシャルメッセージ」の概要を参照ください。
- 写真プリント・写ルンですのページへのリンク