進退とは?

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し‐だい【進退】

《「しんだい」の撥音無表記》自由にすること。思いどおりにすること。

もとより、—ならぬ人の御ことなれば」〈源・真木柱


しん‐たい【進退】

[名](スル)古くは「しんだい」とも》

進むことと退くこと。動くこと。

常人の情は兎角世の風潮従いて—する者にて」〈西村茂樹日本道徳論

身を動かすこと。立ち居振る舞い。「挙止進退」

職を辞めるかとどまるかという、身の去就。「進退を共にする」「進退去就時機」「出処進退

心のままに扱うこと。自由に支配すること。

屏風(びゃうぶ)の高きを、いとよく—して」〈一二〇〉

「国ヲ—スル」〈日葡


し‐だい【進退】

〔名〕 (「しんだい」の撥音「ん」の無表記) 思い通りにすること。自由にすること。

落窪(10C後)一「いといみじきわざかな、よくなりて我がだいにはかなふまじきなめり」

[補注]漢字については「次第」をあてることもある。


しん‐たい【進退】

〔名〕 (古くは「しんだい」とも)

① (━する) 進むこととしりぞくこと。また、進めることとしりぞけること。往路帰路

続日本紀延暦八年(789)九月一九日・宣命「愚頑(かたくな)に畏拙(をぢな)くして、進退度を失ひ、軍の期(ちぎり)をも闕き怠れり」〔礼記‐郷飲酒

② (━する) 身を動かすこと。たちいふるまい挙動動作行動進止

続日本紀慶雲四年(707)一二辛卯「今聞。内外庁前。皆不厳粛。進退无礼」〔論語子張

職務に就くことと辞めること。身の処置去就

玉葉嘉応二年(1170)一〇月二五日「非由之、進退之間、可勅定

④ (形動) (━する) 心のままに取り扱うこと。意のままにすること。自由に支配すること。また、そのさま。

青表紙一本源氏100114頃)真木柱ともかくももとより、しむたいならぬ人の御ことなれば

(5) (━する) 所領所職について宛行(あておこないあてがい)・没収補任改易権利持ち、その権限を自由に行使すること。またその対象である所領所職進止

山城文書弘安二年(1279)六月日・行田畠譲状「行奝いちこのあいたは、しんたいせさせられ給へし」

(6) 経歴生涯境遇また、身の上行状身代

高野山文書‐(文祿二年)(1593)正月一六日興山上人応其書状「衆に被入候時、其国・其仁を、進退を能々聞居

(7)しんだい身代


進退

読み方:シンタイ(shintai)

土地人間心のままに扱うこと、支配すること。


進止

(進退 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/30 06:19 UTC 版)

進止(しんし/しんじ)とは、進退(しんたい)とも呼ばれ、土地・財産・人間などを自由に支配・処分することを指す。




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