高柳真三とは? わかりやすく解説

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高柳真三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 09:19 UTC 版)

高柳 真三(たかやなぎ しんぞう、1902年明治35年)5月12日[1] - 1990年平成2年)1月4日[1])は、日本法制史学者東北大学名誉教授。「高柳眞三」とも表記される。

経歴

石川県金沢市出身。1919年石川県立金沢第一中学校(現石川県立金沢泉丘高等学校)卒業。1922年旧制第四高等学校、1925年東京帝国大学法学部卒業(恩師:中田薫 [2])。1925年東北帝国大学法文学部助手、1927年同助教授、1941年東北帝国大学法文学部教授。1949年宮城県女子専門学校 (旧制)校長。1951年東北大学教養部長。1952年9月「明治家族法史」にて東北大学にて法学博士受く[3]1958年、東北大学法学部長。1966年、定年退官、名誉教授、岩手県立大学盛岡短期大学部学長。1973年同退官。仙台法経専門学校副校長。1975年東北学院大学法学部教授。1976年日本学士院会員。1980年東北学院大学退職[4]、日本法制史が専門。

中川善之助が急逝した際は、後任の斎藤秀夫就任までの間、仙台法経専門学校の校長代行を兼任した。

著書

  • 明治初年に於ける家族制度改革の一研究 妾の廃止 巌翠堂書店 1941
  • 徳川時代刑法の概観 司法省調査部 1942(司法資料)
  • 日本法制史 第1-2 1949-65(有斐閣全書)
  • 明治前期家族法の新装 有斐閣 1987.8
  • 江戸時代の罪と刑罰抄説 有斐閣 1988.12
  • 高柳真三遺文集 追想のために / 高柳洋吉編 1991.11

共編著

記念論集

参考文献

  • 『高柳真三教授著作目録』東北大学記念資料室、1966年。NAID 120005744424 

脚注

  1. ^ a b 『講談社日本人名大辞典』2001.12 p1121
  2. ^ 大竹秀男「高柳先生の頌寿に寄せて」上掲『幕藩国家の法と支配 高柳真三先生頌寿記念』より
  3. ^ 博論データベース
  4. ^ 以上につき「高柳真三先生略歴」上掲『幕藩国家の法と支配 高柳真三先生頌寿記念』p545以下



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