動乱 (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 03:22 UTC 版)
『動乱』(どうらん)は、1980年1月19日に公開された日本映画。製作は東映・シナノ企画。第1部「海峡を渡る愛」、第2部「雪降り止まず」の2部構成。高倉健と吉永小百合の初共演が注目を集めた[2]。ビスタサイズ、映倫番号:19659。
注釈
出典
- ^ a b 1980年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ 「TVお茶の間映画館 『動乱』 フジテレビ2月23日放送」『映画情報』、国際情報社、1985年5月号、65頁。
- ^ クロニクル東映 1992, p. 294.
- ^ 東映の軌跡 2016, p. 286.
- ^ “動乱”. Movie Walker. 2013年6月17日閲覧。
- ^ a b 八森稔「日本映画ニュース・スコープ スポットライトスペシャル 岡田裕介インタビュー」『キネマ旬報』、キネマ旬報社、1987年3月下旬号、110-111頁。
- ^ 「出会いに導かれた活動屋(7) 映画プロデューサー坂上順氏(仕事人秘録)」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年11月13日、19面。
- ^ a b 「トップインタビュー/岡田裕介 東映(株)代表取締役社長」『月刊文化通信ジャーナル』2011年3月号、文化通信社、27頁。
- ^ a b c d e f g h 「岡田裕介(30) 度胸とカンで勝負! プロデューサーの冒険」『週刊明星』、集英社、1979年12月9日号、36-43頁。
- ^ a b c d e f g h i j 黒井和男「編集長対談 岡田裕介 『日本映画の流れを変えるような映画を作りたい』」『キネマ旬報』1979年12月上旬号、キネマ旬報社、108-112頁。
- ^ a b c d 田山力哉「『動乱』特集II 二・二六事件と愛のストイシズム」『キネマ旬報』1980年1月下旬号、キネマ旬報社、102-103頁。
- ^ a b c クロニクル東映 1992, pp. 296–297.
- ^ a b c 山田信夫「激動の戦後史を綴る『白の謀略』雑記現代に息づく歴史という生きものの記録 〈動乱の場合〉」『シナリオ』1979年5月号、日本シナリオ作家協会、105頁。
- ^ ドラマ人間模様 妻たちの二・二六事件 - NHKアーカイブス
- ^ a b c d e 山田和夫「映画『動乱』は何を描いたか 理性抜きの"純粋さ"のゆきつくところ」『文化評論』、新日本出版社、1980年3月号、162-168頁。
- ^ コラム|吉永・高倉共演2本の映画 |合同通信オンライン
- ^ a b c d 27日 私の10本 吉永小百合10 |朝日新聞ASAの伸光堂西部販売
- ^ a b 【エンタがビタミン♪】「高倉健さんに一生の恩義を感じています」。東映会長が語る“健さんの男気”。
- ^ a b 「POST 日本映画 日本映画界は"健さん"ブーム大過熱」『週刊明星』1978年3月26号、集英社、47頁。
- ^ 「シネマ 高倉健が山田洋次監督『人情裏長屋』でチョンマゲ姿」『週刊明星』1978年1月28号、集英社、46頁。今野雄二「『冬の華』特集3 京撮に充足感あふれる健さんをたずねて」『キネマ旬報』1978年5月下旬号、キネマ旬報社、90-92頁。
- ^ a b c 「ズームアップ・ミスター日本映画 1980年陽春を連打 『動乱』&『遙かなる山の呼び声』 フルコース 高倉健」『バラエティ』1980年3月号、角川書店、62頁。
- ^ a b c d e f g 「高倉健vs.薬師丸ひろ子 '79・6・9ー15歳の誕生日 ひろ子が健さんにメッタメタにされた日」『バラエティ』1979年9月号、角川書店、89-91頁。
- ^ a b c d e f g 「〈邦画スタート 今週の焦点〉 日本の映画界のギャラが男性上位時代 CМで稼いで欲のない?中堅女優たち」『週刊平凡』1980年5月8日号、平凡出版、134-135頁。
- ^ 「〈LOOK〉 東映に造反した高倉健の言い分」『週刊現代』1972年7月6日号、講談社、39頁。
- ^ a b c 「吉永小百合の〈妻〉〈女優〉を採点」『週刊平凡』1980年2月7日号、平凡出版、44-47頁。
- ^ a b 「ろうたけた『動乱』の吉永小百合 『なれすぎてずずしくならぬこと』」『週刊朝日』1972年7月6日号、朝日新聞社、36-37頁。
- ^ a b 松島利行「特集 『徳川一族の崩壊』生と死の相剋に喘ぐ壮烈な人間ドラマ」『キネマ旬報』1979年6月上旬号、キネマ旬報社、85頁。
- ^ サンセキpresents 小椋佳~闌の季節|文化放送 JOQR2018年2月18日放送
- ^ a b c d e f g 黒井和男「記者会見 『動乱』編」『キネマ旬報』1979年4月下旬号、キネマ旬報社、180頁。
- ^ 松下高志「興行価値 日本映画 『動乱』が焦点」『キネマ旬報』1980年1月下旬号、キネマ旬報社、170頁。
- ^ 活動屋人生 2012, pp. 134.
- ^ 「〈LOOK〉 次は映画で闘う公明・共産夏の陣」『週刊現代』1973年8月9日号、講談社、31頁。
- ^ 「映画『八甲田山』ヒットの裏側」『週刊新潮』1977年7月14号、新潮社、17頁。
- ^ 牧村康正、山田哲久『宇宙戦艦ヤマトを作った男 西崎義展の狂気』講談社、2015年、117-118頁。ISBN 978-4-06-219674-1。
- ^ 中川右介『角川映画 1976-1986 日本を変えた10年』角川マガジンズ、2014年、28頁。ISBN 4-047-31905-8。
- ^ “ニッポンの「超大作映画」秘史が全部わかる!<仰天真相・なぜかポシャった「幻の企画書」たち>”. アサ芸プラス. 徳間書店 (2018年3月8日). 2018年5月3日閲覧。
- ^ a b 「映画訃報 東映不良性感度路線の父 岡田茂逝去」『映画秘宝』、洋泉社、2011年7月、52頁。
- ^ 深作 & 山根 2003, p. 354.
- ^ 活動屋人生 2012, pp. 87–89, 103, 108–116.
- ^ 猪俣勝人、田山力哉『日本映画作家全史―下―』社会思想社〈現代教養文庫928〉、1978年、116-117頁。
- ^ 活動屋人生 2012, pp. 115–116.
- ^ 「東映・岡田茂のジュニア・裕介に対する帝王学伝授の帰結」『噂の眞相』、株式会社噂の真相、1984年8月、66-67頁。
- ^ a b c d e f 「〈邦画スタート 今週の焦点〉 3000万円であげた優秀作から23億円をオーバーした超大作まで いま映画を1本作ればいくらかかるか?」『週刊平凡』1980年5月15日号、平凡出版、134-135頁。
- ^ 八森稔「ルポ79 動き出した日本映画 監督たちは,今ー VOL.3 森谷司郎」『キネマ旬報』1979年6月下旬号、キネマ旬報社、107頁。
- ^ a b 「ズームアップ・ミスター日本映画 1980年陽春を連打 『動乱』&『遙かなる山の呼び声』 フルコース 高倉健 PART(1)森谷司郎インタビュー」『バラエティ』1980年3月号、角川書店、60-61頁。
- ^ 白井佳夫「対談 吉永小百合」『対談集 銀幕の大スタアたちの微笑』日之出出版、2010年、271頁。ISBN 978-4-89198-133-4。
- ^ a b c d 『吉永小百合・美しい暦』和田誠 監修、芳賀書店〈シネアルバム(105)〉、1983年、38-39頁。ISBN 4-8261-0105-8。
- ^ 鈴木伸夫「特集/日本映画の大作主義 『八甲田山』と映画監督 森谷司郎 森谷司郎監督の発言」『キネマ旬報』1992年11月上旬号、キネマ旬報社、112頁。
- ^ a b 阿藤海『この熱き人たち』文芸社、2000年、133-39頁。ISBN 4835503279。
- ^ 吉永小百合が反省の日々…第一線で長年活躍する秘けつ
- ^ a b c 「『動乱』いよいよスタート 高倉健・吉永小百合の豪華コンビで極寒の北海道サロベツ原野ロケ」『映画情報』、国際情報社、1979年6月号、13頁。
- ^ a b c 吉永小百合をたった2本で「映画女優」に
- ^ a b c d e f g h i j k 八森稔「『動乱』特集I 激動の時代に生きた男と女の鮮烈な姿」『キネマ旬報』1980年1月下旬号、キネマ旬報社、98-101頁。
- ^ 吉永小百合さん語る「過酷ロケのためにジムに通い始めました」
- ^ 映画・TVドラマ撮影実績 |一般社団法人 旭川観光コンベンション協会
- ^ a b 八森稔「撮影進行状況 『動乱』」『キネマ旬報』1979年12月上旬号、キネマ旬報社、183頁。
- ^ a b c 白井佳夫「〈邦画 今週の焦点〉 高倉健の魅力を生かしきれない東映の体質 東映映画よどこへ行く?」『週刊平凡』1980年1月31日号、平凡出版、156-157頁。
- ^ a b 『日本映画1981 '80年公開日本映画全集 シネアルバム(82)』佐藤忠男・山根貞男 責任編集、芳賀書店、1981年、190頁。ISBN 4-8261-0082-5。
- ^ a b c 山田宏一、山根貞男「関根忠郎 噫(ああ)、映画惹句術 第四十八回」『キネマ旬報』、キネマ旬報社、1983年12月下旬号、128-129頁。
- ^ 福岡翼「吉永小百合ロングインタビュー 難しい役の方が燃えるだから『つる』を選んだんです」『キネマ旬報』、キネマ旬報社、1988年5月下旬号、59頁。
- ^ 【ヒューマン】吉永小百合はこれからも咲き続ける (3/5ページ) 、【週刊・吉永小百合】出演映画120本を支えてきた水泳&筋トレ「空手もやってみたい!」““人を想う”~映画俳優・高倉健さん~”. クローズアップ現代+ (NHK). (2015年9月27日). オリジナルの2016年4月15日時点におけるアーカイブ。 2018年5月3日閲覧。黒田邦雄「映画女優 吉永小百合にきく」『キネマ旬報』、キネマ旬報社、1987年1月上旬号、49頁。
- ^ 森功『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』講談社、2017年、221-222頁。ISBN 978-4-06-220551-1。
- ^ 日本の戦争映画 2020, pp. 150–156.
- ^ a b 山田和夫「右傾化戦争映画を斬る 支配階級の危機打開策に身をすり寄せる映画資本の産物傾化戦争映画の特徴」『シネ・フロント Vol.77』、シネ・フロント社、1982年11月号、44-48頁。
- ^ 藤原彰「右傾化戦争映画を斬る どんなことがあっても〈侵略戦争〉だけは認めない支配層」『シネ・フロント Vol.77』、シネ・フロント社、1982年11月号、54-58頁。
- ^ 増当竜也「大作主義と作為の有無に揺れて...」『キネマ旬報』1992年11月上旬号、キネマ旬報社、118頁。
- ^ 山根貞男『日本映画時評集成 1986ー1989』国書刊行会、2016年、176頁。ISBN 978-4-336-05483-8。
- ^ 「ご近所に聞く 私生活を知る人たちが語るほんとうの健さん ストイックな生きざまを証言」『週刊平凡』1982年4月8日号、平凡出版、61頁。
- ^ 「本誌独占追跡グラフ健さん『男の旅』を語る高倉健6年ぶりのテレビ出演"火宅の人"檀一雄の生きざまに迫る」『週刊宝石』1984年7月6日号、光文社、15頁。
- ^ a b 大下英治「第三章 人生の転機」『映画女優 吉永小百合』朝日新聞出版、2015年、127-132頁。ISBN 978-4022513359。
- 1 動乱 (映画)とは
- 2 動乱 (映画)の概要
- 3 出演者
- 4 製作
- 5 興行
- 6 ネット配信
「動乱 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
- その小説は動乱の時代に人が取る命がけの行動を描いている
- 動乱の国.
- 動乱を局部的に食い止める.
- 動乱の時代.
- 国が動乱する
- 人心を動乱せしむ
- 支那の動乱
- 社会の動乱
- 欧州大動乱
- 彼らを取り囲む政治動乱の原因に関して妙に無関心な
- 暴動の動乱期
- 彼の政権における動乱の年
- 株式市場の動乱
- スエズ動乱という国際紛争
- 世の中が動乱する
- ハンガリー動乱という,ハンガリーにおける反ソ,反政府の民衆蜂起
- ハンガリー動乱という,ハンガリーにおける反ソ,反政府の民衆蜂起に起因する政治変動
- 秩序が乱れ,動乱状態にあること
- 動乱の江戸末期,抜(ばっ)刀(とう)斎(さい)(佐藤健(たける))は最も恐れられている暗殺者だ。
- (野外にある)ドライブイン(映画)劇場.
- 動乱_(映画)のページへのリンク