二人の恋人 (映画)
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二人の恋人 | |
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監督 | 森谷司郎 |
脚本 | 井手俊郎 |
製作 | 藤本真澄 |
音楽 | 佐藤勝 |
撮影 | 福沢康道 |
編集 | 岩下広一 |
配給 | 東宝 |
公開 |
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上映時間 | 91分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
『二人の恋人』(ふたりのこいびと)は、1969年4月12日に公開された日本映画[1]。製作、配給は東宝[1]。カラー、シネマスコープ、91分[1]。併映は「津軽絶唱」(監督:岡本愛彦、主演:北大路欣也)。
酒井和歌子が、加山雄三の亡くなった恋人と、その後に現れた、そっくりな別人との二役を演じている。加山の弟役の高橋長英の映画デビュー作。
あらすじ
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甲野良平、美千子の父娘、加藤悠一、次郎の兄弟が箱根で遊ぶ。この8ミリ映画に映る美千子の姿は、もう甲野家にはなかった。そこに住んでいたのは、亡き美千子を偲ぶ父親良平とばあやのきよだけだった。そして悠一、次郎、良平の出版社に勤める青木夏子、そして弟の徹が集まると、自然と会話は美千子の話題に集中した。婚約者である悠一はまだ美千子の印象から抜け出せないでいた。
ある日、次郎は映画館のチケット売り場で、美千子にそっくりな坂本光代に出会う。その話を聞いた夏子は次郎を呼び止め、悠一と光代を自然に合わせようとする。家出中の次郎に気づいた悠一が夏子を訪ねた際、光代と出会ったのはそれから間もなくのことだった。呆然と立ち尽くす悠一に、夏子は写真のモデルとなった光代を紹介した。
その後、二人はデートを重ね、やがて悠一がプロポーズした。しかし彼女は返事をしなかった。そして光代が次郎を愛していることが分かる。帰宅後、悠一は光代のことで次郎と口論になった。それ以来、加藤家はなんだか変わってしまった。やがて悠一は家を飛び出した。そして今度は家出をしたと言って夏子を訪ねた。
スタッフ
以下のスタッフ名は東宝に従った[1]。
キャスト
- 加藤悠一 : 加山雄三[1]
- 坂本光代/甲野美千子 : 酒井和歌子[1]
- 加藤民子 : 高峰三枝子[1]
- 青木夏子 : 池内淳子[1]
- 青木徹 : 東山敬司[1]
- 加藤次郎 : 高橋長英[1]
- 村川早苗 : 岡田可愛[1]
- 甲野良平 : 中村伸郎[1]
- マダム : 春川ますみ[1]
- 瑞枝 : 稲野和子[1]
- きよ : 賀原夏子[1]
- 千枝 : 京塚昌子[1]
- 青木夏子の昔の不倫相手 : 飯沼慧
- バーのバーテン : 古山桂治
- 芳子 : 関口昭子[2]
- 加藤悠一の隣家の女性 : 徳永礼子(後に徳永れい子)
- 受付嬢:高橋厚子
※ クレジットなしの出演者
- 地下鉄の乗客 : 田辺和佳子
- 甲野良平が持って来る加藤悠一の見合い相手 : 内藤洋子(後に喜多嶋洋子)〔写真のみ〕
- 日比谷映画劇場の客 : 日方一夫
- 加藤悠一の見合い相手 : 小林夕岐子 〔写真のみ〕
- クラブで演奏中のバンド : レオ・ビーツ
脚注
外部リンク
「二人の恋人 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
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