ロケ記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:31 UTC 版)
1979年2月北海道。1979年3月、吉永が参加し、北海道サロベツ原野ロケ。気温氷点下8℃。ここで吉永が自殺を謀るが果たせず、見せしめのため処刑されるシーンの撮影が行われた。吉永は長襦袢一枚を纏い、4時間ロープで木に吊るされ、仮死寸前だったといわれたが、このシーンはカットされた。 北海道は他に旧旭川偕行社、豊富温泉などでロケ。その後北海道で雪のシーンを撮り、1979年4月半ばから5月下旬か6月まで東映東京撮影所でセット撮影。朝鮮国境守備隊や朝鮮の料亭で高倉と吉永が再会するシーンなど。5月下旬、桜田淳子が撮影に加わりセットのムードが華やかになる。夏、静岡県大井川鐵道と浜岡砂丘でロケ。SL列車が走る大井川鐵道新金谷駅を山陰本線八木駅に見立てて撮影。線路脇に見物人が押しかける。 静岡ロケの後、東京撮影所でセット撮影に戻る。 1979年10月、東北ロケ。第二部の冒頭シーン。シナリオでは東京近郊だったが「日本ならではの美しい秋の絵をいくつか重ねて主人公が登場する。抜けるような空と、燃えるような紅葉が必要」とする森谷監督の意向。当初十和田湖半を予定していたが、狙い通りの紅葉がなく、八幡平赤川温泉に変更された。俳優参加の撮影は10月半ばでクランクアップ。 その後撮影隊は千葉県の海岸に向かい実景撮影。
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