ロケ映像から出題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:52 UTC 版)
「オオカミ少年 (テレビ番組)」の記事における「ロケ映像から出題」の解説
芸能人に対して「ドッキリ」(微弱電流、落とし穴、タンデムスカイダイビングなど)を仕掛けた映像だけを手掛かりに、その人物が仕掛けや演出をスタッフから知らされたうえでリアクションを示していた(「オオカミ少年」)かどうかを当てさせるクイズ。何も知らされないまま「ドッキリ」に引っ掛かった著名人の映像を流した後に、別の著名人が同じ「ドッキリ」に直面した映像からクイズを出すこともある。「ドッキリ」がタンデム(2名1組による)スカイダイビングの場合には、ターゲットの芸能人に「絶景が見られるスポットを紹介する特別番組向けのロケ」という名目でアイマスクと爆音(大音量の音楽)が流れるヘッドフォンを付けさせたうえで、スタッフがロケ車に乗せて(ヘリポートで駐機中の)ヘリコプターまで誘導。そのままヘリコプターへ乗せてから、スカイダイビングに必要な機材をターゲットに装着したうえで、テイクオフの直前にタンデム相手の「ポール」(ライセンスを取得済みの外国人男性スカイダイバー)を通じてアイマスクを外させている。その後で、当番組の「ドッキリ」であることをスタッフが告げてから、スカイダイビングに必要な誓約書に署名させている。 「ドッキリ」が落とし穴の場合には、ターゲットの芸能人を落とし穴にまで誘導する目的で、玩具として市販されている小型(総重量200g以下)のドローンをターゲットに向けて数機飛ばしている。ある学校からの全面協力の下に、巨大なピタゴラ装置と「裏ピタゴラ」(落とし穴につながるルートを設定したピタゴラ装置)を校内へ仕掛けたうえで、「学生が作ったピタゴラ装置を動かして欲しい」との名目でターゲットの芸能人を招いて「裏ピタゴラ」の落とし穴へ誘導させることもある。 スペシャル版では、TBSテレビ系列で実際に放送されている番組の「ウソ企画」を絡ませた「ドッキリ」を著名人に仕掛けた映像から出題することがある。2021年10月9日(土曜日)に生放送の『オールスター感謝祭』で東京ドイツ村からの中継企画として「ミニマラソン30周年記念レース」(日比が中継リポートとスターターを担当)を実施した際には、「『さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル』(2022年1月9日放送)の企画でジェシーと那須川天心を憧れの人(ジェシーにとっては玉置浩二・那須川にとってはあいみょん)に会わせる」という名目で、「目隠し取ったらいきなり感謝祭マラソン」というドッキリ企画を敢行。仕掛けは上記のタンデムスカイダイビング企画と同じで、ジェシー・那須川とも、目隠しを取った後で実際にミニマラソンへ参加した。当番組では、同月22日放送の2時間スペシャル版で、この企画の一部始終を収録したVTRからクイズを出している。 『オオカミ少年はどこだ!?』→『○○(ロケ先の地名や店舗の業態名)でかくれんぼ!』3人以上の著名人を街頭や店舗の中で擬態させたロケ映像から、隠れている場所を答えさせる早押しクイズ。回答のタイミングに関係なく、正解したチームに与えるポイントの数を、難易度(見付けにくさ)に応じて3つの段階に分けている。 長谷川雅紀(錦鯉)を頻繁に紛れ込ませていることが特徴で、芸人や俳優がロケ先の店員や一般客に変装することもある。なお、難易度が最も高い擬態(放送上の呼称は「激ムズ」)をどのチームも見抜けなかった場合には、ズームの調整などによって難易度を下げた映像から改めて出題する。 『オオカミ漫才マスクマン』『炎の体育会TV』(第2期で土曜日に当番組と同じ時間帯に放送)における「マスクマン」(小中学生や著名人が覆面をかぶった新旧の一流アスリートと対決するロケ企画)シリーズに範を得た演出で、覆面をかぶせた人物(マスクマン)を1名交えながら漫才コンビ(またはトリオ)が持ちネタを披露した映像から、マスクマンが「ホント」(本来のメンバー)か「オオカミ少年」(ネタを完全に真似ているだけの著名人)かを推測させるクイズ。 『極限!キセキ映像』「『奇跡の一瞬』を動画で撮影できるまで帰れない」という名目で著名人やアスリートを参加させたロケ映像から、その人物が「奇跡」の芸当や記録を実現させたのかどうかを当てさせるクイズ。ロケ中には実現できなかった「奇跡」を、CG合成で再現させた映像から出題することもある。 『オオカミヒーローインタビュー』「(番組側で指定の)チャレンジに成功した」という著名人を「ヒーロー」に見立てながら、TBSテレビの男性アナウンサーがインタビューを実施した映像から、「成功した」という著名人のコメントが「ホント」か「オオカミ少年」かを見抜かせるクイズ。著名人が女性や夫妻の場合でも放送上は「ヒーロー」と称していて、チャレンジの前に収録したインタビュー映像から出題することもある。 『オオカミ○○リポート』→『オオカミ少年的 お前はまだ○○を知らない』「あるエリア(○○)の観光情報を紹介する」という名目で、当該エリアと縁の深い著名人がリポーターを務めた取材映像から出題されるクイズ。取材エリアでの特産品、御当地グルメ、名所、風習、独特のサービスなどをテーマにリポーターが紹介した情報から数題出したうえで、「ホント」か「ウソ情報」を1題ごとに見分けさせる。他のエリアでは「ホント」に当たる情報や、かつて実用化が試みられたサービス・商品化が試みられた飲食物に関する情報も「ウソ情報」に紛れ込ませていることが特徴。 『どっちが足ツボをされている!』お笑いコンビが同じアクティビティ(遊園地の2人掛け遊具への搭乗など)を体験した映像やコンビで漫才を披露した映像から、「よなみね先生」(「日本一痛く足のツボを押すマッサージ師」としてバラエティ番組へ頻繁に登場している與那嶺茂人)からのマッサージに耐えているメンバー(1名)を、表情だけで見抜かせる二者択一式のクイズ。芸風が似ている芸人2名や、TBSテレビ制作のドラマ・映画で共演している芸人(または俳優)2名が出題に協力することもある。 白衣姿の與那嶺が出題VTRへ写らないように芸人が座る席の下などから身体を折り曲げながらターゲットの芸人へマッサージを仕掛けていることが特徴で、正解VTRではマッサージ中の体勢も明かされている。2021年12月3日放送分のレギュラー版からは、與那嶺を解答パートに迎えてのスタジオバージョンも収録。浜田から指名された解答者2名がステージで同じ動きを示している姿から、前面を布で覆った机の下で與那嶺からのマッサージを受けている1名を、他の解答者に推測させている。 『どれから食べるの?ダービー』番組側で用意したメニューや弁当から、著名人(TBSテレビが制作するドラマ・映画の出演者など)がロケ中に自分で選んだ5種類の料理や食材を対象に、その5品を食べた順番(放送上の呼称は「食べ順」)をいわゆる「5連単」方式で予想させるクイズ。2022年1月28日の2時間スペシャル版から放送されていて、複数の芸能人によるロケ映像から1人ずつ出題されているほか、浜田が「~品目、出走します!」との決め台詞を入れてからその映像を流す。 「食べ順」が5品とも的中する(「パーフェクト」の)確率は120分の1で、「パーフェクト」を達成させたチームには賞金10万円をプレゼント。的中数が3品以下の場合にも、品数に応じた賞金(1品の場合には100円)が出る。その一方で、全く的中しなかったチームのメンバーには、5品分の代金を自腹で負担させることになっている。その一方で、放送上は視聴者に向けて、「食べ順」を見分けるポイントを随時紹介している。2022年4月8日の2時間スペシャルからは、出題に関与した制作・美術スタッフも出題者と同じメニュー・弁当・サービスを収録の前後に摂取・利用していることを踏まえて、スタッフ全員分の代金を「自腹」の範囲に追加。 『ダービー5』『どれから食べるの?ダービー』からの派生企画で、「食べ順」以外で「5」にちなんだ順番(「5人の著名人がメイクアップを自力で速く完成させる順番」など)をチーム単位で予想。『どれから食べるの?ダービー』と同じく、予想が全く的中しなかったチームのメンバーには、「出題用のロケに関する経費や代金の全額を自腹で負担させる」という条件を付けている。当初から『どれから食べるの?ダービー』と並行しながら放送されていたが、2022年6月3日のレギュラー版から『ダービー5』との総称を使用。
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