撮影隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 01:10 UTC 版)
「バイオハザード〜ヘヴンリーアイランド〜」の記事における「撮影隊」の解説
富長 タケル(とみなが タケル) 本作の主人公。日本のテレビ番組制作プロダクションのAD。ホラー映画や都市伝説に詳しい。作中では「トミナガ」とカタカナ表記されている。島でのロケに当たっていた最中、巨大な銛を操る怪人に襲われ、バイオハザードに巻き込まれていくが、事態を打開すべくマユと共に奔走する。さまざまな困難を乗り越えていくにつれてたくましくなり、ブラウンが感染した影響で自殺してからは覚悟を決めて生存者をまとめ上げるリーダーとなる。その後、クレアと合流して島内の研究施設を探索し、バイオハザードの真相と目的を知ったうえ、黒幕やそれによる研究データを奪おうと潜入していた紫麗の襲撃に遭う。しかし、クレアたちとの共闘を経て、変異した紫麗との戦いを切り抜け、マユと共に島から生還する。 口癖は戸惑った時などに零れる「現実(リアル)」。 優貴 マユ(ゆうき マユ) 日本のグラビアアイドル。タケルとは以前一緒に仕事をしたことがあり、その当時から彼に好意を持たれている。バイオハザードに巻き込まれて恐怖しながらもタケルと協力し、戦闘能力こそ皆無だが彼のサポートに奔走する。B.O.W.化した紫麗によってタケルが窮地に陥った際には猛然と助け、彼を生還させて共に紫麗を打倒し、島から生還する。その後はタケルと共に一躍時の人となっており、彼と交際し始めたことが、クリスに送ったクレアのレポートに記されている。 ローラ・ビアス 白人のスーパーモデル。トミナガたち同様、バイオハザードに巻き込まれてしまうが、他のモデルたちがゾンビ化していく中、恐怖に駆られながらも冷静に事態を把握し、生き延びようと率先して銃などの武器を手に戦いに挑む。その途中でブラウンやタケルたちと合流し、共に事態の打開に乗り出していく。 勇敢で気が強い一面を持つが、ブラウンが自身のゾンビ化に苦肉の決断を下して自殺する最期を見た際には、へたり込んで絶望しかける姿も見せるもタケルの激励を受け、どうにか立ち直る。しかし、ブラウンを助けようとした際に彼からウイルスに感染していたことが判明すると、ゾンビ化を懸念して一同のもとから立ち去る。追ってきたタケルに自分を殺すように伝えるも拒否されたため、彼を強く拒絶して部屋の奥に消える。その後はまもなくゾンビ化しており、タケルを拷問していた紫麗の背後から襲いかかって揉み合った末、彼女共々水路へ転落して姿を消す。しかし完全死には至っておらず、エピローグにて海岸に現れる。 紫麗(ジューリー) アジア系の新人女優。その仕事のためにはマイクに裸身を晒す振る舞いを見せるが、正体は神亜製薬に所属するエージェントで、彼と同じく島に存在するB.O.W.を調査するため、秘密裏に潜入していた。その過程でタケルや途中で合流したクレアたちに混じり、表向きはバイオハザードから生き延びた被害者として、スペンサーの建造した地下研究施設へ潜入する。施設内にてこの島で行われていた「蠱毒計画」のアンプルを入手し、本性を現して、クレアをも上回る戦闘能力で圧倒して戦闘不能に追い込み、クレアやタケルたちを縦穴に連れ出して拷問したうえで縦穴から突き落とそうと画策するも、ゾンビ化したローラに背後から襲われて揉み合いになり、彼女共々水路へ転落して自身は致命傷を負う。最後の力を振り絞ってアンプルを注射し、B.O.W.に変貌した後は変異前以上の速力と戦闘能力でクレアたちを圧倒するが、マリルーを人質に取ったことから怒ったモリオに動きを封じられ、劣勢に転じる。最後は身体をクレアによってロケットランチャーで破壊され、生き残った頭部をタケルとマユによって口に押し込まれた手榴弾で爆破され、絶命する。 ブラウン・アンダーソン ロケのために雇われたサバイバル・アドバイザー。本作の5年前まではBSAAに所属しており、アフリカでの『バイオハザード5』の戦いを最後に死んでいく仲間たちの姿に耐えられず、BSAAを辞職した。ゾンビたちとの戦いを経て感染してゾンビ化した際には、ローラに襲いかかるもわずかに残った自我で自身を抑え込む。最後はタケルにマユたちを守って生き抜くことを約束させ、拳銃で自身の頭部を撃ち抜いて自殺する。 クレイジー・アレク アフロヘアーが特徴のコメディアン。撮影スタッフたちがゾンビたちに襲われた際には、ブラウンとローラとともにホワイトキャッスル号に避難したものの、そこもすぐにゾンビの巣窟になってしまったことに絶望し、ブラウンから渡されていた護身用の小型拳銃で自殺する。まもなく甲板へ落下した遺体はゾンビたちの餌となったが、図らずもこの行為がブラウンとローラが船から逃げ延びるチャンスを作る。 マイク・D・シーマン プロデューサー。女好きの振る舞いを見せるが、正体は紫麗とは別の組織に所属するエージェントであり、彼女と同じく島に存在するB.O.W.を調査するため、秘密裏に行動している。島の奥で封印されていたSchraube Dämonの操作を目論んでいたところ、先回りしていたディルクに起動させられたSchraube Dämonによって巨大なスクリューで斬殺される。 マシュー・エスピノ ディレクター。ビーチに集まった水着タレントのゾンビたちに襲われ、死亡する。 ココ モデル。島への到着後にロケ隊からはぐれていたところをモリオに襲われて死亡し、その夜に森へ入ったタケルの前にゾンビ化した姿で現れる。本作で最初にゾンビ化した人物である。 カイリー 『アイドル・サバイバル』前回大会の優勝者。大会中にモリオに襲われて死亡した後、ゾンビ化してタケルとマユの前に現れる。 ミリー 『アイドル・サバイバル』の参加者であるダンサー。他のタレントや船員と共に避難するもすでに感染しており、発症してダレルを殺害したうえ、残る生存者を巻き添えにほぼ全滅させてしまう。 ダレル 番組協力にソニドデ・トトーガ島へスタッフを送り迎えする客船ホワイト・キャッスル号の船員。ブラウンとは仲が良い。バイオハザード発生時に水着タレントを船内に避難させるが、ゾンビ化したミリーに噛み殺されてゾンビ化する。
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