エト邦枝とは? わかりやすく解説

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エト邦枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/01 19:53 UTC 版)

エト 邦枝(えと くにえだ、1916年大正5年)1月1日 - 1987年昭和62年)3月13日)は昭和期の女性歌手

経歴

東京都台東区浅草出身。本名、笠松 エト

大蔵省に勤めながら、クラシックを勉強。帝国音楽学校を卒業後、原信子に師事。藤原歌劇団や東宝実演部を経て、1947年(昭和22年)、宇佐美エトとしてコロムビアからデビュー。その後、各レコード会社を転々としつつ、1954年(昭和29年)テイチク所属となる。

1955年(昭和30年)、『カスバの女』を発表。当初はそれほどヒットしたとは言えなかったが、1967年(昭和42年)に緑川アコ沢たまきにカヴァーされ著名な作品となった。

歌手を引退した後は観光バスガイドの指導を10年間務め、晩年は自宅でカラオケ教室を開くなどしていた。

昭和40年代の懐メロブームの際は、東京12チャンネルの「なつかしの歌声」に度々出演し、「カスバの女」を披露している。亡くなる前年の1986年(昭和61年)には、日本歌手協会主催の歌謡祭にも出演している。

1987年(昭和62年)3月13日、世田谷の長谷川病院にて、大動脈瘤破裂で死去。71歳没。

脚注





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