肝不全とは? わかりやすく解説

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かん‐ふぜん【肝不全】

読み方:かんふぜん

肝臓の機能極度に低下し有毒物質排出解毒が行われなくなった状態。劇症肝炎肝硬変肝臓癌(がん)などでみられ、意識障害黄疸(おうだん)・腹水出血などの症状現れる


肝不全

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 21:44 UTC 版)

肝不全
概要
診療科 消化器学, 肝臓学
分類および外部参照情報
ICD-10 K72.9
DiseasesDB 5728
eMedicine med/990
Patient UK 肝不全
MeSH D017093

肝不全(かんふぜん, : liver failure)とは、肝臓の各生理機能(合成機能や代謝機能など)が病的に低下し、肝臓が役目を果たさなくなった状態である。肝不全に陥ると、生体の恒常性が保てないため、肝不全は死亡原因となることがある。肝不全には、大きく分けて2つの型が報告されている[1]

分類

急性肝不全(劇症肝炎
最初の肝臓障害の兆候(黄疸など)から4週間以内に肝性脳症(精神錯乱、昏迷昏睡)の進行やタンパク質合成の減少(アルブミンや血液凝固タンパク質など)が起きたものを指す。なお、甚急性肝不全は7日以内、亜急性肝不全は5-12週間のものを指す。
慢性肝不全
一般に肝硬変を背景に出現する。肝硬変自体は過度の飲酒B型肝炎C型肝炎自己免疫疾患、遺伝性や代謝性(の過負荷や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH))のように種々の原因で引き起こされる。

脚注




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