肥満症
【概要】 日本肥満学会では「身長(m)^2×22(kg)」を標準体重とし、肥満度+20%以上を「肥満」としている。肥満の中では、主に腸間膜に脂肪が沈着する内臓型肥満が問題で、将来合併症を起こしやすいので治療の対象になる。合併症としては耐糖能異常、高脂血症、高血圧、脂肪肝、高尿酸血症などがある。
【治療】 食事療法、運動療法、行動療法と集団療法、薬物療法などがある。食生活を中心としたライフスタイルそのものの問題点を明らかにし、改善しなければならない。摂取エネルギーよりも消費エネルギーを上回らせて減量をはかるが、謝った減量は危険である。
《参照》 リポジストロフィー、 ボディマスインデックス
肥満症【ひまんしょう】
肥満症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:00 UTC 版)
(日本では厚生労働省に承認されていないため、自由診療)身体活動性を上昇させ、食欲が低下するので、成人の肥満症患者の低カロリーダイエットの補助薬として、長期の体重管理に有用である。アメリカ合衆国では、BMI≥30kg/m2(肥満)または≥27kg/m2(過体重)で関連併存症(高血圧、2型糖尿病、脂質異常症(高脂血症))がある場合に承認されている。 2014年後半に報告された無作為化二重盲検偽薬対照国際臨床試験である SCALE™ Obesity and Prediabetes試験(Phase IIIa試験)では、合併症を有する肥満または過体重の患者3,731名が、リラグルチドまたは偽薬(いずれも食事療法・運動療法を併用)に割り付けられた。56週間後、被験者の体重はリラグルチド群で9.2%、偽薬群で3.5%減少した。
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「肥満症」の例文・使い方・用例・文例
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