バカ政ホラ政トッパ政とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > バカ政ホラ政トッパ政の意味・解説 

バカ政ホラ政トッパ政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 22:03 UTC 版)

バカ政ホラ政トッパ政(バカまさホラまさトッパまさ)は、1976年(昭和51年)10月1日東映系で公開された日本映画。90分。

東映は宣伝時「バカ政ホラ政トッパ政(バカまさホラまさトッパまさ)」で統一しているが、本編タイトルは「バカ政・ホラ政・トッパ政(バカまさ・ホラまさ・トッパまさ)」になっている。中島貞夫監督は「主人公のバカ政は実在の人物をモデルにした」と話している[1]

あらすじ

時は1960年、舞台は東京。城政会傘下にある銀座興業の幹部、通称バカ政こと橋本政人(菅原文太)が関西ヤクザの大物を刺殺した3年の刑期を終えて銀座へ戻ってくる。

組が麻薬のガセネタをつかまされたため音楽屋達を取仕切るブローカー笠井政之助ことトッパ政(ケーシー高峰)に喧嘩を吹っ掛けるも勝負は互角、トッパ政自身も騙されていたことが分かった。日雇いを抱えるトッパ政のあだ名は当日払いを「トッパライ」ということから。

トッパ政を騙したバンドマンを大学生パーティで発見、会場を取り仕切る詐欺常習犯の上原政夫こと通称ホラ政(中山仁)が現れた。ホラ政はバカ政に決闘を申し込みのされるが男気に惚れる。いつしか三人は厚い友情に結ばれて、五分の盃を交わす。銀座の三政が誕生。

三人は他組織の進出を退け銀座に太陽カンパニーを設立した。三人の勢いを快く思わない野口信年(中丸忠雄)はこれを邪魔し銀座興業と対立する。利権絡みで仲裁に入った城政会理事の田所英毅(成田三樹夫)の裏をかき抗争が発展、バカ政は田所を刺殺する。

バカ政が情婦の恵子(倍賞美津子)にそっとエンゲージリングを送り葬儀場へ乗り込んで行きハチの巣にされる。

キャスト

  • 城山由布子 (銀座)
  • 古川潤子 (銀座クラブ「蝶」)
  • ナンシー (銀座クラブ「花」)
  • 夏紀 (銀座クラブ「姫」)
  • ばっくすばにい

以下ノンクレジット

スタッフ

製作

中島貞夫監督は「多忙の中、無理やりさせられた仕事」と述べている[1]

逸話

脚注

  1. ^ a b 坂本俊夫『おてんとうさんに申し訳ない 菅原文太伝』現代書館、2019年、211–212頁。ISBN 9784768458563 

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バカ政ホラ政トッパ政」の関連用語

バカ政ホラ政トッパ政のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バカ政ホラ政トッパ政のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバカ政ホラ政トッパ政 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS