青葉繁れるとは? わかりやすく解説

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あおばしげれる〔あをばしげれる〕【青葉繁れる】

読み方:あおばしげれる

井上ひさし長編小説仙台舞台高校生達の青春を描く。自身体験描いた自叙伝昭和48年1973)刊。昭和49年1974)にテレビドラマ化・映画化された。


青葉繁れる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 21:58 UTC 版)

青葉繁れる』(あおばしげれる)は、井上ひさしの小説である。

概要

江戸時代仙台藩一円知行かつ地方知行の本拠だった仙台城青葉城)の城下町を基礎に、明治以降は東北地方の拠点として発展した宮城県仙台市において、「日本一の名門校・日比谷高校」から「東北一の名門校・仙台一高[※ 1]」に転校してきた渡部俊介(わたべ しゅんすけ)が、仙台一高の落ちこぼれ4人組と巻き起こす明朗青春劇として描かれている。

この作品の原作は、井上ひさしの仙台一高在学時代(1950年 - 1953年)の経験をもとにしている[1]が、戦後占領期1945年 - 1952年)に一部重なり、当時の仙台には進駐軍が多く駐屯していた(仙台朝市#沿革参照)。

同校で同じ新聞部の一学年上の菅原文太らのエピソードが取り入れられており、同校に隣接する宮城県第二女子高校(現・宮城県仙台二華高校)で井上と同学年だった若尾文子がヒロイン・若山ひろ子のモデルとされる[2][3]

1973年(昭和48年)に文藝春秋にて単行本化[4]1974年(昭和49年)にて文庫本化[4]2008年(平成20年)にて文庫本の新装版[4]となった。

1974年(昭和49年)4月5日から5月31日までTBSにテレビドラマ化され、同年9月21日岡本喜八監督によって映画化された[5]。映画の製作は東宝映画、配給は東宝カラーで上映時間は87分[5]。映画は仙台一高でも一部が撮影された。撮影日は一高・二高野球定期戦であり、校内に生徒は殆どいなかったが、草刈正雄を目当ての女子高生が多数詰め掛けた。

テレビドラマ

放送時間

  • 金曜日 20:00~20:55 (全9話)

スタッフ

キャスト

映画

スタッフ

キャスト

脚注

注釈

  1. ^ 原作や映画では"宮城一高"として描かれている。

出典

参考文献

関連項目




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