菊地優子とは? わかりやすく解説

菊地優子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 02:48 UTC 版)

菊地 優子(きくち ゆうこ、1967年昭和42年〉12月9日 - )は、日本の元女優東京都出身。アクトレインクラブに所属していた。

人物

5歳の時に劇団ひまわりに入団[1]1981年映画魔界転生』で、真田広之の相手役に選ばれ、注目される。その後は、テレビドラマなどで活躍する。

映画トラック野郎シリーズでは、松下華子役として第1作『トラック野郎・御意見無用』(1975年)から登場。これは、主人公の相棒である松下金造(通称:ヤモメのジョナサン)の次女役で、以後レギュラー出演を続けていた。第5作『トラック野郎・度胸一番星』に登場していないのは、松下の妻である君江役の春川ますみが出演していない関係で、「君江が出ないのに子供たちだけを出したくない」と監督の鈴木則文が判断したためである[2]。次の第6作『トラック野郎・男一匹桃次郎』には登場したものの、第7作『トラック野郎・突撃一番星』には春川ともども登場していない。第8作『トラック野郎・一番星北へ帰る』から子役が全員入れ替えになったため、『〜男一匹桃次郎』が同シリーズ最後の出演となった。この入れ替えは、演出上の都合によるものだが、「(あと10作ぐらい続くと思っていたから変えたが)全10作で終わるなら、変えなくても良かった」と、監督の鈴木則文は述懐していた[3]

出演

映画

テレビドラマ

脚注

  1. ^ 週刊TVガイド 1984年8月17日号 124頁「出番です」
  2. ^ 鈴木則文、宮崎靖男、小川晋『映画「トラック野郎」大全集:日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説」』洋泉社別冊映画秘宝 洋泉社MOOK〉、2010年。ISBN 978-4-86248-468-0 83頁。
  3. ^ 鈴木則文、宮崎靖男、小川晋『映画「トラック野郎」大全集:日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説」』洋泉社別冊映画秘宝 洋泉社MOOK〉、2010年。 ISBN 978-4-86248-468-0 91頁。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「菊地優子」の関連用語

菊地優子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



菊地優子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの菊地優子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS