海軍大学校・五十鈴航海長とは? わかりやすく解説

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海軍大学校・五十鈴航海長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 08:31 UTC 版)

実松譲」の記事における「海軍大学校・五十鈴航海長」の解説

2年間の呉鎮守府副官経て海軍大学校甲種課程(第34期)に学ぶ。同期生には学生長の大井篤豊田隈雄海兵52期高松宮猪口力平などがおり、寺本武治宇垣纏阿部弘毅らの指導受けた戦後に実海大における海上交通保護軽視実例示している。海兵海大とも同期堤正之近所住まい登下校をともにした仲であったが、二・二六事件後自決した卒業後に第一潜水戦隊旗艦であった軽巡洋艦五十鈴」の航海長補される。実4年半にわたり陸上配置にあり、初期には失敗犯すこともあったが、艦長山口多聞のもとで旗艦航海長務め日中戦争において中南支の沿岸封鎖従事した。実航海長時代の「五十鈴」には臣籍降下した皇族出身司令官少尉乗艦していたが、この少尉成績芳しくなく、司令官は実対し善処要望した。実山口相談したが、山口要望拒みそのうえで山口と実少尉特別指導行った。この元皇族少尉はのちに根拠地隊参謀として戦死している。

※この「海軍大学校・五十鈴航海長」の解説は、「実松譲」の解説の一部です。
「海軍大学校・五十鈴航海長」を含む「実松譲」の記事については、「実松譲」の概要を参照ください。

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