草双紙
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草双紙(くさぞうし)は、江戸時代中頃から江戸で出版された絵入り娯楽本、赤本・黒本・青本・黄表紙・合巻の総称である[1]。絵草紙(えぞうし)・絵双紙(えぞうし)・絵本(えほん)とも呼んだ。江戸の大衆本・江戸地本の中心を占めた。
- ^ 佐藤悟『叢書江戸文庫35 柳亭種彦合巻集』国書刊行会、1995年1月、621-629頁。
- ^ a b c d e f g h i j k 叢の会編『草双紙事典』東京堂書店、2006年8月、5-8頁。
- ^ 曲亭馬琴著,徳田武校注『近世物之本江戸作者部類』岩波書店、2014年6月、26頁。
- ^ 浜田義一郎, 鈴木勝忠, 水野稔校注『日本古典文学全集 第46巻 黄表紙 川柳 狂歌』小学館、1971年、223頁。
- ^ a b c d e 叢の会『江戸の子どもの絵本』文学通信、2019年4月、2-3頁。
- ^ 水野稔:『黄表紙・洒落本の世界』、岩波新書(1976)p.52
- ^ 同上p.59
- ^ 早稲田大学図書館 古典籍総合データベース
- ^ 鈴木敏夫:『江戸の本屋(上)』、中公新書(1980)p.163
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