絵双紙とは? わかりやすく解説

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え‐ぞうし〔ヱザウシ〕【絵双紙/絵草紙】

読み方:えぞうし

江戸時代世間出来事1、2絵入り読み物にした印刷物読み売り瓦版(かわらばん)。

草双紙のこと。

絵本番付(えほんばんづけ)のこと。

錦絵(にしきえ)のこと。


絵双紙

読み方:エゾウシ(ezoushi)

江戸時代、絵を主とした大衆向き木版本

別名 絵草紙絵草子


草双紙

(絵双紙 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 02:33 UTC 版)

草双紙(くさぞうし)は、江戸時代中頃から江戸で出版された絵入り娯楽本、赤本・黒本・青本・黄表紙合巻の総称である[1]絵草紙(えぞうし)・絵双紙(えぞうし)・絵本(えほん)とも呼んだ。江戸の大衆本・江戸地本の中心を占めた。


  1. ^ 佐藤悟『叢書江戸文庫35 柳亭種彦合巻集』国書刊行会、1995年1月、621-629頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k 叢の会編『草双紙事典』東京堂書店、2006年8月、5-8頁。 
  3. ^ 曲亭馬琴著,徳田武校注『近世物之本江戸作者部類』岩波書店、2014年6月、26頁。 
  4. ^ 浜田義一郎, 鈴木勝忠, 水野稔校注『日本古典文学全集 第46巻 黄表紙 川柳 狂歌』小学館、1971年、223頁。 
  5. ^ a b c d e 叢の会『江戸の子どもの絵本』文学通信、2019年4月、2-3頁。 
  6. ^ 水野稔:『黄表紙・洒落本の世界』、岩波新書(1976)p.52
  7. ^ 同上p.59
  8. ^ 早稲田大学図書館 古典籍総合データベース
  9. ^ 鈴木敏夫:『江戸の本屋(上)』、中公新書(1980)p.163


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