洒落本とは?

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しゃれ‐ぼん【×落本】

江戸中期から後期にかけて、主として江戸流行した遊里文学。通・うがちを主題に、遊里内部遊女遊客言動を、会話を主にして写実的に描いたもの寛政の改革で、風俗壊乱理由一時禁止された。ふつう、書型は半紙四つ折り小形本。山東京伝の「通言総籬(つうげんそうまがき)」「傾城買四十八手」などが代表作蒟蒻本(こんにゃくぼん)。小本(こほん)。


しゃれ‐ぼん【洒落本】

〔名〕 近世後期小説一様式。宝暦(一七五一‐六四)頃、上方起こり、のち江戸発達田舎老人多田爺作、明和七年(一七七〇)頃刊の「遊子方言」で体裁整え山東京伝活躍頂点迎えたが、寛政の改革以後衰微し、文化一八〇四‐一八)頃で終わる。遊里での遊興主な題材とし、会話主として遊里内部や恋のてくだを写実的に描き、「うがち」の手法に特色がある。書型は半紙四つ折大で一冊数十丁、茶表紙唐本仕立てのものが多い。小本(こほん)。蒟蒻本(こんにゃくぼん)。

*洒落本・傾城買指南所(1778)叙「近来出来(みへ)る似(にた)山の洒落本(シャレボン)のたぐひじゃござらぬ」

[語誌](1)「洒落本」はその内容から、「小本(こほん)」「蒟蒻本(こんにゃくぼん)」は本の形からきている名称。
(2)洒落本の最初一般に、享保一三年(一七二八江戸出版された「両巴巵言(りょうはしげん)」とされる。吉原での一日遊び漢文体書き細見を付したもので、知識人戯れ書き戯作)である。


洒落本


洒落本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 08:11 UTC 版)

洒落本(しゃれぼん)とは、江戸時代中期の戯作の一種である文学


  1. ^ 山中共古『砂払(上)』岩波文庫、1987年、P.11。


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