ラジオネットワークの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 11:28 UTC 版)
「山口放送」の記事における「ラジオネットワークの変遷」の解説
現在は、JRNとNRNの両方に加盟している。 このうち、NRNには1965年5月3日の結成とともに加盟。これは、山口放送がラジオ山口として開局した頃に、ニッポン放送や朝日放送ラジオ、KBCラジオからの協力を多く受けていたことに起因する。この中でも、隣の県にあるKBCラジオとの結びつきが強く、当初はKBCラジオ発のニュースをサイマルネット(後述)していた。 一方、JRNへの加盟は開局時に軋轢のあったRKB毎日放送(RKBラジオ)も幹事社となっていることもあり長らく実現しなかったが、ラジオ関東(現・RFラジオ日本)が独占していたプロ野球の読売ジャイアンツ主催ゲーム(ラジオ日本ジャイアンツナイター#JRN・NRNとの関係参照)のラジオの放送権が、1979年4月以降、JRNにも与えられたことでクロスネットへの動きを強める。山口放送三十年史によると、1982年のJRN加盟に向けては周囲の系列局の判断が必要であったが、山口放送のテレビのメインネットがNNNであるのに対し、まわりのラテ兼営局である山陰放送、中国放送、RKB毎日放送の各局は、テレビ部門がいずれもJNN系列であるため、難航が予想された、とある[要ページ番号]。加盟が実現したのは1982年10月26日(JRNラインネットがスタートするのは1983年4月1日)のことである。
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