日本テレニュース
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日本テレニュース | |
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ジャンル | 報道番組 |
製作 | |
制作 | 日本テレビ放送網 (NNN) |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1958年8月28日[1] - 1966年10月30日 |
放送時間 | 月曜 - 日曜 12:00 - 12:15 |
放送枠 | 日本テレビ系列昼ニュース枠 |
放送分 | 15分 |
特記事項: 前期のみ日立製作所一社協賛番組 |
『日本テレニュース』(にほんテレニュース)は、1958年8月28日[1]から1966年10月30日まで日本テレビ系列局で放送された正午の全国ニュース番組である。放送時間は毎週月曜 - 日曜12:00 - 12:15 (JST) 。
概要
日本テレビは、開局して間もない頃には自社のニュースを『NTVニュース』と題して放送していたが、開局5周年に当たる1958年8月28日に、大阪の読売テレビと福岡のテレビ西日本が開局。そしてその前月の7月1日にテレビ放送を開始した西日本放送を含め、以上の4局ネットワーク体制が確立したことを受け、正午の『NTVニュース』を、前述の4局の共同制作にすることにより、日本のテレビニュースを代表する意味で『日本テレニュース』の統一タイトルを付け、日立製作所の全国統一スポンサーで放送を開始する[1]。その後、北海道の札幌テレビのテレビ単営局や、南海放送、北日本放送等の日本テレビ系列になるテレビ・ラジオ兼営局が各地で相次いで開局したことにより、日本テレビが本格的に全国ニュースの製作に取り組むようになる。
正午に編成のこの番組には、のちに系列各局で個別にスポンサーを付けるようになり、関東地区では1961年に大正製薬、1962年 - 1963年にトヨタグループ、1966年に山印醸造(「やまじるしみそ」名義)といった全曜日一社提供時代もあったが、大半は曜日別に異なるスポンサーを付けた[2]。
NNN発足後の1966年10月31日に、それまでのモノクロニュース映画形式からキャスターニュース形式へ転換することとなり、カラー放送によるニュース番組『NNNワイドニュース』がスタート[3]。『日本テレニュース』は役目を終えた。
ネット局
- NTV 日本テレビ(キー局・製作局、関東広域圏)
- STV 札幌テレビ(北海道)
- RAB 青森放送(青森県)
- ABS 秋田放送(秋田県)
- YBC 山形放送(山形県)
- OX 仙台放送(宮城県)
- YBS 山梨放送(山梨県)
- KNB 北日本放送(富山県)
- FBC 福井放送(福井県)
- NBN 名古屋テレビ(中京広域圏)
- YTV 読売テレビ(準キー局、近畿広域圏)
- NKT 日本海テレビ(鳥取県、1959年12月から)
- RNC 西日本放送(香川県)
- HTV 広島テレビ(広島県)
- KRY 山口放送(山口県[注 1])
- JRT 四国放送(徳島県)
- RNB 南海放送(愛媛県)
- RKC 高知放送(高知県)
- TNC テレビ西日本(福岡県、1964年9月まで[注 2])
脚注
出典
- ^ a b c 日本テレビ放送網株式会社 社史編纂室『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月、116頁。NDLJP:11954641/71。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、448 - 468頁。NDLJP:11954641/240。
- ^ 日本テレビ50年史編集室(編集)『テレビ夢50年 番組編2 1961〜1970』2004年、22頁。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、137頁。NDLJP:11954641/81。
- ^ 『福島テレビ30年史』福島テレビ、1993年、42-43頁。
日本テレビ系列 昼のニュース | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
日本テレニュース
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日本テレビ系列 月曜 - 日曜 12:00 - 12:15枠 | ||
NTVニュース
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日本テレニュース
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月曜日:バッチリ横丁
火曜日:あなたの演芸館 水曜日:週刊テレビホール 木曜日:歌謡ヒットアルバム 金曜日:お笑い劇場 土曜日:コロムビアアワー (以上12:00 - 12:30) 【全て15分繰り上げ】 日曜日:NNNニュース |
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