関門テレビ局開局とは? わかりやすく解説

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関門テレビ局開局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 11:28 UTC 版)

山口放送」の記事における「関門テレビ局開局」の解説

1961年7月14日KRY下関市火の山4チャンネル予備免許を受け、関門局は徳山本局異な番組放送する独立した親局として放送開始した。これがいわゆる関門テレビ局」である。このことは、民放1社が2つ独立する親局を受け持つ(1局2波体制)という、全国初の出来事であった。そのため、当時県内向けの新聞ラテ欄は、『山口テレビ徳山岩国)』と『山口放送関門』のように並列掲載された。 この当時ニュースも、徳山本局関門局とで別のものが放送された。 徳山本局関門局共通 - 『朝日新聞ニュース』、『毎日新聞ニュース』、『KRY テレビ夕刊』(自社制作第1世代1962年5月21日スタート。) 徳山本局のみ - 『NNNあさ7時のニュース』(日本テレビ配給)、『日本テレニュース』→『NNNワイドニュース』(同)、『NNNニュースフラッシュ』(同)『NNNきょうの出来事』(同) 関門局 - 『KRYテレニュース』(フジ系共同テレニュース受け・ただし『産経新聞ニュース差し替え分は徳山局でも放送)。 これには当時電波事情と、山口福岡取り巻ネットワーク事情複雑に入り組んでいる。KRYにとって、下関市サービスエリアとする「関門局」は待望開局であったが、郵政省からは、電波送信番組放送規制かけられた。主な規制は、以下のとおり当時はVHF1~12チャンネルと、テレビ送信使用できる周波数帯域限りがあったため、関門局と同一4チャンネル使用していた、RKBRCCなどとの混信抑制するため、西と南方向の電波送信規制(=「指向性をかける」)する。 徳山(現・周南本局からのフィルム番組自主制作番組を、50%以上放送するエリアを共通とする他地域民放局RKB毎日放送 (RKBTBSテレビ系)、テレビ西日本 (TNC当時日本テレビ系)、九州朝日放送 (KBC当時フジテレビ系NET系クロス)と内容同じくする番組は、1日放送時間に対して3分の1以下とする。 関門局は、当初40%の番組マイクロネットだったが、次第減り、2〜3年後にはすべてフィルム番組となり、山口放送経営をかなり圧迫した。この事態1964年10月1日TNC日本テレビ系離脱し徳山本局と同じ番組流せるようになるまで続いた

※この「関門テレビ局開局」の解説は、「山口放送」の解説の一部です。
「関門テレビ局開局」を含む「山口放送」の記事については、「山口放送」の概要を参照ください。

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