関門トンネル区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:34 UTC 版)
「国鉄EF81形電気機関車」の記事における「関門トンネル区間」の解説
1973年(昭和48年)9月 - 関門トンネル区間の列車増発対応として300番台2両が門司機関区に新製配置され、下関 - 門司間でEF30形との共通運用を開始した。300番台は1974年4月と1975年2月に1両ずつ追加製作されている。重連総括制御機能をもたない本形式は貨物列車への運用を避け、荷物列車を含む客車列車専用として運用された。 1979年(昭和54年)3月 - 1978年10月のダイヤ改正で貨物列車を中心に列車整理が実施され、運用の減少に伴い門司機関区の300番台2両(EF81 301・302)が内郷機関区に転出した。 1986年(昭和61年)1月 - 300番台2両(EF81 301・302)が田端機関区より門司機関区へ転入した。 1986年(昭和61年)3月 - 1987年(昭和62年)3月 - 関門トンネル用EF30形の老朽化に伴う置き換え用として、富山第二区の3両 (EF81 40 - 42) ・田端区の7両(EF81 49 - 54・75)・長岡運転所の4両(EF81 128・130 - 132)が転出し、門司区(8両)、大分所(6両)に転入した。この14両は転入後に重連総括制御対応化(400番台)改造され、EF30形を専用していた関門トンネル区間の貨物列車運用を本形式の重連運用で置き換えた。同時期に300番台4両も重連総括制御対応に改造され、400番台との共通運用を開始している。
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